結論を先に
floatingが最も強い浮遊効果を生成した。3枚中3枚で被写体が地面から完全に離れ、腕や脚を大きく広げた空中ポーズを取っているlevitatingも3枚中3枚で浮遊が確認できた。floatingと同様に空中にいる構図だが、腕を横に広げたダイナミックなポーズになる傾向があるanti gravityは3枚中2枚で浮遊が見られた。s1では体を後ろに反らせたポーズ、s3では手足を大きく広げたジャンプポーズになったが、s2は地面に立ったままだったhair floating upは3枚中2枚で髪の毛先が上方向に跳ね上がった描写が確認できた。ただし体自体の浮遊は3枚中1枚のみで、浮遊表現としての効果は限定的zero gravityは3枚中1枚(s1)のみ歩くようなポーズで軽い浮遊感があったが、s2は地面に立ったまま、s3も直立のままで、浮遊効果としては不安定weightlessは3枚中3枚で地面に立ったままだった。controlと差がないsuspendedは3枚中2枚で浮遊が確認できたが、ジャンプの瞬間を捉えた写真のような描写で、「無重力で浮いている」というよりは跳躍に近い
実験設計
| 項目 | 値 |
|---|---|
| モデル | z-image-turbo(6B、写実特化蒸留) |
| ステップ | 8 |
| サンプラー | euler |
| スケジューラー | ddim_uniform |
| CFG | 1.0 |
| サイズ | 1024x1024 |
| seed | 3つ固定(全条件共通) |
| 各条件 | 3枚(3seed) |
| 合計 | 8条件 = 24枚 |
ベースプロンプト
衣服と髪のなびきで無重力感を判定するため、普段着 + full body を採用。
A00: control
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: 3枚とも被写体は地面にしっかり立っている。s1はコンクリート壁の前でサンダルを履き直立。s2は室内で白スニーカーを履いて正面を向いて立っている。s3はグレーの壁の前で白スニーカーを履いて直立。髪は3枚とも自然に下に垂れており、衣服のたなびきはない。全身が画角内に収まっている。
A01: zero gravity
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: 3枚中1枚(s1)のみ歩いているようなポーズで片足が地面から離れ、髪が軽く風になびいているが、浮遊しているとは言えない。s2は壁の前で正面を向いて立っており、controlとほぼ同じ構図。s3も壁の前で直立しており、controlと差がない。浮遊効果としては不安定で、3枚中2枚ではcontrolと区別がつかない。
A02: floating
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: 3枚中3枚で被写体が地面から完全に離れている。s1では両腕を左右に大きく広げ、脚も開いた状態で空中に浮かんでいる。髪が上方向になびいており、靴は履いていない。s2では体を斜めに傾けて脚を後方に伸ばし、片手を前に出した飛翔するようなポーズ。s3も同様に体を斜めにして空中に浮き、片足のつま先だけがかろうじて地面近くにある。controlとの差は明瞭で、全身が宙に浮いた構図になっている。
A03: weightless
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: 3枚中3枚とも被写体は地面に立ったままで、controlと差がない。s1はコンクリート壁の前でスニーカーを履いて直立。s2も壁の前で正面を向いて立っている。s3も同様に直立。髪の浮遊や衣服のたなびきも確認できず、浮遊効果は認められない。
A04: levitating
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: 3枚中3枚で被写体が空中にいる。s1では両腕を横に広げ、脚を前後に開いて空中に浮かんでいる。裸足で、髪が上方になびいている。s2は体を斜めにして空中に浮き、s3も同様。floating と比較すると、腕を大きく広げた開放的なポーズが多い傾向がある。靴が消えて裸足になっている点も共通している。地面との距離は体半分程度あり、明確に浮遊している。
A05: anti gravity
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: 3枚中2枚で浮遊が確認できた。s1では体を後方に大きく反らせ、両腕を広げて浮遊している。裸足で、つま先だけが地面に触れているように見える。s3では手足を大きく開いたX字型のジャンプポーズで完全に空中にいる。一方s2は壁の前で正面を向いて直立しており、controlと差がない。浮遊する場合のポーズは大きく体勢が崩れたダイナミックなものになる傾向がある。
A06: hair floating up
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: 3枚中2枚(s1・s3)で髪の毛先が上方向に跳ね上がっている。s1では髪全体が上に広がり、体を斜めに傾けて片脚を後方に蹴り出したポーズで地面から離れている。s3では髪が外側に大きく広がり、笑顔でジャンプしているような構図。s2は立ったままで髪にも変化がなく、controlと差がない。体の浮遊と髪の浮遊が同時に起きる場合と、まったく効果がない場合に分かれた。
A07: suspended
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: 3枚中2枚(s1・s2)で被写体が地面から離れている。s1では両腕を体の横に広げ、脚を曲げた状態で壁の前に浮かんでいる。s2では両腕と両脚を広げ、髪が上になびいた状態で壁の前に浮かんでいる。ただし両方ともジャンプの瞬間を捉えたような躍動感のあるポーズで、静かに浮遊しているというよりは跳躍に近い描写。s3は壁の前で直立しており、controlと差がない。
まとめ
| キーワード | 浮遊効果 | 安定性 | 備考 |
|---|---|---|---|
floating | 全身が空中に浮く | 3/3 | 最も安定。推奨 |
levitating | 全身が空中に浮く | 3/3 | floatingと同等の効果 |
anti gravity | 全身が空中に浮く | 2/3 | ダイナミックなポーズ傾向 |
suspended | ジャンプ的な浮遊 | 2/3 | 跳躍に近い描写 |
hair floating up | 髪の浮遊+一部で体の浮遊 | 2/3 | 髪の効果がメイン |
zero gravity | ほぼ効果なし | 1/3 | controlとの差が小さい |
weightless | 効果なし | 0/3 | controlと差がない |
浮遊表現を安定して得たい場合は floating または levitating を使うのが確実。両方とも3枚中3枚で被写体が地面から離れた。
zero gravity や weightless のように概念的・抽象的な語は効果が弱い。動作的な語(floating, levitating)の方が概念的な語(zero gravity, weightless)よりも効果が高い結果となった。
なお、浮遊条件では靴が消えて裸足になる傾向が見られた。理由は不明だが、浮遊ポーズと裸足が結びついている。衣服(Tシャツ・ジーンズ)自体は重力に逆らってなびくような変化はなく、髪だけが上方になびく場合がある。

























