【実験】無重力・浮遊を出すプロンプト|8条件・24枚で検証

【実験】無重力・浮遊を出すプロンプト|8条件・24枚で検証

結論を先に

  • floating が最も強い浮遊効果を生成した。3枚中3枚で被写体が地面から完全に離れ、腕や脚を大きく広げた空中ポーズを取っている
  • levitating も3枚中3枚で浮遊が確認できた。floating と同様に空中にいる構図だが、腕を横に広げたダイナミックなポーズになる傾向がある
  • anti gravity は3枚中2枚で浮遊が見られた。s1では体を後ろに反らせたポーズ、s3では手足を大きく広げたジャンプポーズになったが、s2は地面に立ったままだった
  • hair floating up は3枚中2枚で髪の毛先が上方向に跳ね上がった描写が確認できた。ただし体自体の浮遊は3枚中1枚のみで、浮遊表現としての効果は限定的
  • zero gravity は3枚中1枚(s1)のみ歩くようなポーズで軽い浮遊感があったが、s2は地面に立ったまま、s3も直立のままで、浮遊効果としては不安定
  • weightless は3枚中3枚で地面に立ったままだった。controlと差がない
  • suspended は3枚中2枚で浮遊が確認できたが、ジャンプの瞬間を捉えた写真のような描写で、「無重力で浮いている」というよりは跳躍に近い

実験設計

項目
モデルz-image-turbo(6B、写実特化蒸留)
ステップ8
サンプラーeuler
スケジューラーddim_uniform
CFG1.0
サイズ1024x1024
seed3つ固定(全条件共通)
各条件3枚(3seed)
合計8条件 = 24枚

ベースプロンプト

ベースプロンプト
1girl, 32yo japanese actress, white t-shirt, jeans, full body, {VARIABLE}

衣服と髪のなびきで無重力感を判定するため、普段着 + full body を採用。

A00: control

seed 1seed 2seed 3
control s1control s2control s3

観察: 3枚とも被写体は地面にしっかり立っている。s1はコンクリート壁の前でサンダルを履き直立。s2は室内で白スニーカーを履いて正面を向いて立っている。s3はグレーの壁の前で白スニーカーを履いて直立。髪は3枚とも自然に下に垂れており、衣服のたなびきはない。全身が画角内に収まっている。

A01: zero gravity

追加キーワード
zero gravity
seed 1seed 2seed 3
zero gravity s1zero gravity s2zero gravity s3

観察: 3枚中1枚(s1)のみ歩いているようなポーズで片足が地面から離れ、髪が軽く風になびいているが、浮遊しているとは言えない。s2は壁の前で正面を向いて立っており、controlとほぼ同じ構図。s3も壁の前で直立しており、controlと差がない。浮遊効果としては不安定で、3枚中2枚ではcontrolと区別がつかない。

A02: floating

追加キーワード
floating
seed 1seed 2seed 3
floating s1floating s2floating s3

観察: 3枚中3枚で被写体が地面から完全に離れている。s1では両腕を左右に大きく広げ、脚も開いた状態で空中に浮かんでいる。髪が上方向になびいており、靴は履いていない。s2では体を斜めに傾けて脚を後方に伸ばし、片手を前に出した飛翔するようなポーズ。s3も同様に体を斜めにして空中に浮き、片足のつま先だけがかろうじて地面近くにある。controlとの差は明瞭で、全身が宙に浮いた構図になっている。

A03: weightless

追加キーワード
weightless
seed 1seed 2seed 3
weightless s1weightless s2weightless s3

観察: 3枚中3枚とも被写体は地面に立ったままで、controlと差がない。s1はコンクリート壁の前でスニーカーを履いて直立。s2も壁の前で正面を向いて立っている。s3も同様に直立。髪の浮遊や衣服のたなびきも確認できず、浮遊効果は認められない。

A04: levitating

追加キーワード
levitating
seed 1seed 2seed 3
levitating s1levitating s2levitating s3

観察: 3枚中3枚で被写体が空中にいる。s1では両腕を横に広げ、脚を前後に開いて空中に浮かんでいる。裸足で、髪が上方になびいている。s2は体を斜めにして空中に浮き、s3も同様。floating と比較すると、腕を大きく広げた開放的なポーズが多い傾向がある。靴が消えて裸足になっている点も共通している。地面との距離は体半分程度あり、明確に浮遊している。

A05: anti gravity

追加キーワード
anti gravity
seed 1seed 2seed 3
anti gravity s1anti gravity s2anti gravity s3

観察: 3枚中2枚で浮遊が確認できた。s1では体を後方に大きく反らせ、両腕を広げて浮遊している。裸足で、つま先だけが地面に触れているように見える。s3では手足を大きく開いたX字型のジャンプポーズで完全に空中にいる。一方s2は壁の前で正面を向いて直立しており、controlと差がない。浮遊する場合のポーズは大きく体勢が崩れたダイナミックなものになる傾向がある。

A06: hair floating up

追加キーワード
hair floating up
seed 1seed 2seed 3
hair floating up s1hair floating up s2hair floating up s3

観察: 3枚中2枚(s1・s3)で髪の毛先が上方向に跳ね上がっている。s1では髪全体が上に広がり、体を斜めに傾けて片脚を後方に蹴り出したポーズで地面から離れている。s3では髪が外側に大きく広がり、笑顔でジャンプしているような構図。s2は立ったままで髪にも変化がなく、controlと差がない。体の浮遊と髪の浮遊が同時に起きる場合と、まったく効果がない場合に分かれた。

A07: suspended

追加キーワード
suspended
seed 1seed 2seed 3
suspended s1suspended s2suspended s3

観察: 3枚中2枚(s1・s2)で被写体が地面から離れている。s1では両腕を体の横に広げ、脚を曲げた状態で壁の前に浮かんでいる。s2では両腕と両脚を広げ、髪が上になびいた状態で壁の前に浮かんでいる。ただし両方ともジャンプの瞬間を捉えたような躍動感のあるポーズで、静かに浮遊しているというよりは跳躍に近い描写。s3は壁の前で直立しており、controlと差がない。

まとめ

キーワード浮遊効果安定性備考
floating全身が空中に浮く3/3最も安定。推奨
levitating全身が空中に浮く3/3floatingと同等の効果
anti gravity全身が空中に浮く2/3ダイナミックなポーズ傾向
suspendedジャンプ的な浮遊2/3跳躍に近い描写
hair floating up髪の浮遊+一部で体の浮遊2/3髪の効果がメイン
zero gravityほぼ効果なし1/3controlとの差が小さい
weightless効果なし0/3controlと差がない

浮遊表現を安定して得たい場合は floating または levitating を使うのが確実。両方とも3枚中3枚で被写体が地面から離れた。

zero gravityweightless のように概念的・抽象的な語は効果が弱い。動作的な語(floating, levitating)の方が概念的な語(zero gravity, weightless)よりも効果が高い結果となった。

なお、浮遊条件では靴が消えて裸足になる傾向が見られた。理由は不明だが、浮遊ポーズと裸足が結びついている。衣服(Tシャツ・ジーンズ)自体は重力に逆らってなびくような変化はなく、髪だけが上方になびく場合がある。

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