結論を先に
underwaterが最も完成度の高い水中撮影を生成する。 水面の光の屈折(コースティクス)、髪の浮遊、身体の浮遊ポーズが揃い、本格的な水中写真に仕上がるunderwater poolはプールの壁面・レーンラインが追加され、屋内プールの水中撮影になる。 水中表現の質はunderwaterと同等underwater oceanは海底の砂地や青みがかった遠景が追加され、海中撮影になる。 透明度の高い浅瀬の表現submergedは水面に浸かった状態になるが、完全な水中ではない。 浅い水場に座っている構図が多く、水中撮影というより水辺撮影に近いdivingとfloating underwaterは完全な水中の浮遊状態を生成する。 水中表現の質は高いswimmingはunderwaterと同等の水中表現 を生成するhalf submergedはsubmergedに近く、浅い水場での撮影になるdeep ocean、abyss depth等の「深い水中」表現は安定しない。 水面が全画像で確認でき、深海の暗さは再現されなかったocean floorは海底の生物描写(珊瑚・貝殻など)を充実させる効果がある
水中撮影を狙うなら underwaterが最もシンプルで安定。プール・海の使い分けはunderwater pool/underwater oceanで制御できる。深い水中の暗さの制御は困難。
実験設計
| 項目 | 値 |
|---|---|
| モデル | z-image-turbo(6B、写実特化蒸留) |
| ステップ | 8 |
| サンプラー | euler |
| スケジューラー | ddim_uniform |
| CFG | 1.0 |
| サイズ | 1024x1024 |
| seed | 3つ固定(全条件共通) |
| 各条件 | 3枚(3seed) |
| 合計 | 13条件 = 39枚 |
ベースプロンプト
水中環境の再現度を観察するため white swimsuit + full body を採用。白い水着は水中での視認性が高い。
A00: control
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3枚ともプールサイドでの撮影。s1は浅いプール内に仰向けで寝そべっており水面に接しているが、水中ではない。s2はプールサイドのタイル上に座っており水に入っていない。s3はプールの縁に腰掛けて足を水に浸けている。いずれも髪は重力に従っており、水中特有の浮遊は見られない。環境は屋外プールで、水の青緑色が確認できる。
A01: underwater
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: underwaterの追加により3枚とも完全な水中撮影になった。s2では水面が画面上部にあり、水面を通して差し込む光の屈折パターン(コースティクス)が水底の砂地に描かれている。髪が水中で広がって浮遊している。身体は重力から解放された浮遊ポーズで、手足が伸びている。水の色は青〜緑がかった色調で、全体に水中特有の青みがかった色味がある。気泡は少量確認できる。白い水着は水中でも視認性を保っている。
A02: underwater pool
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: underwaterと同様に完全な水中撮影。s2ではプールの壁面タイルとレーンラインが描かれ、pool指定による屋内プールの表現が明確。髪の浮遊、浮遊ポーズ、コースティクスの光パターンはすべてunderwaterと同等。poolの追加により、背景が自然の海底から人工的なプール構造物に変化している。水の色はやや緑がかった透明度の高い表現。文字のようなアーティファクトがプール壁面に発生している画像がある。
A03: underwater ocean
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 完全な水中撮影で、underwaterと同様の水中表現。s2ではocean指定により海底の白い砂地が背景に描かれ、水面からの光が差し込んでいる。underwaterとの違いとして、背景が明らかに海中であり、プール壁面のような人工物はない。水の色は青みが強く、遠景に向かって深い青に変化している。浅い海の透明度の高い水中を表現している。髪の浮遊と浮遊ポーズはunderwaterと同等。
A04: submerged(水没した)
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: underwaterとは明確に異なる結果。s2では浅い川や渓流のような場所に座っており、腰から下が水に浸かっている状態。水面が見え、身体の上半分は水上に出ている。完全な水中撮影ではなく「水に浸かっている」状態の表現。髪は水中で浮遊しておらず、濡れて身体に張り付いている。水底の石や砂利が透けて見えている。underwaterのような浮遊ポーズや水中光学効果は見られない。
A05: diving
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3枚とも完全な水中の浮遊状態が生成されている。s1は頭を下に向けた潜水姿勢でプールの壁面タイルが背景に確認できる。s2は仰向けに近い姿勢で浮遊しており、水面が画面上部にあり片手を水面方向に伸ばしている。s3もs1と同様の頭を下にした潜水姿勢。3枚とも髪が水中で広がり、気泡が確認でき、コースティクスの光パターンがプール床面に描かれている。水中表現の質はunderwaterと同等に高い。
A06: floating underwater
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3枚とも完全な水中での浮遊状態。s1は身体を横に伸ばした姿勢で水中を漂い、水面近くに位置している。s2は片手を上方に伸ばし身体が横向きに浮遊しており、髪が水中で大きく広がっている。s3は直立に近い姿勢で水中に浮いており、脚が伸びている。3枚とも気泡が身体の周囲に確認でき、水面の光の反射が画面上部に見え、コースティクスの光パターンが確認できる。3枚とも身体全体が伸びた浮遊ポーズで、underwater単体と比較してポーズがより動的になっている。
A07: swimming
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3枚とも完全な水中撮影。s1は脚を曲げた動的なポーズで水中に浮いており、砂地の海底が見える。s2は前方に泳ぐような姿勢で水中に浮き、脚が曲がった動的なポーズ。s3は両手を前方に伸ばした泳ぎの姿勢でプールの壁面タイルが背景に確認できる。3枚とも水面が画面上部に確認でき、気泡が散らばり、髪が水中で浮遊している。コースティクスの光パターンが水底に描かれている。underwaterと同等の水中環境だが、ポーズが泳いでいる最中の動的な姿勢になっている点が特徴的。
A08: half submerged(半水没した)
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3枚ともsubmergedと近い結果。s1は岩場の浅瀬に仰向けで寝そべっており、身体全体が薄い水に覆われている。s2は浅い水場に座っており、腰から下が水に浸かっている。s3も浅瀬に座った状態で腰まで水に浸かっている。3枚とも髪は濡れて身体に張り付いており、水面が波立っている。完全な水中撮影ではなく、水辺で「半分浸かっている」状態の表現。submergedとの視覚的な差は小さい。
A09: deep ocean(深海)
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3枚とも完全な水中撮影で、水面が画面上部に確認できる。s1とs2は白い砂地の海底が広がり、コースティクスの光パターンが砂地と身体に描かれている。s3は海底に珊瑚が広がっており、underwater oceanとは異なる環境。ただし3枚とも「深海」の暗さは再現されておらず、透明度の高い浅瀬の水中に見える。deepの追加による水深の増加は3枚中0枚で確認されなかった。underwater oceanとの視覚的な差は小さい。
A10: abyss depth(深淵)
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3枚とも完全な水中撮影。s1は砂地の海底が見え、水面が画面上部にある。s2は仰向けの浮遊ポーズで海底に枯れ枝や海藻のような物体がある。s3は直立に近い浮遊姿勢で、3枚中最も暗い色調。海底が暗く沈んでいる。ただし「深淵」レベルの暗さは3枚とも達成されていない。abyssやdark deep waterを追加しても、水面が画面上部に見えており浅い位置での撮影にとどまっている。色調がやや暗くなる傾向は見られたが、深海の表現としては不十分。
A11: ocean floor(海底)
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3枚とも完全な水中撮影で、被写体が海底に近い位置で浮遊している。s1は砂地の海底のすぐ上を泳ぐ姿勢で、コースティクスの光パターンが身体と砂地に強く映っている。s2は海底の珊瑚の枝が確認でき、泳ぎの姿勢。s3は珊瑚・貝殻・ウニなど海底の生物が豊富に描かれ、被写体が海底の直上に浮いている。3枚とも被写体と海底の距離が近く、ocean floorの指定が海底の描写の充実に寄与している。透明度は高く、深い水中の暗さはない。
A12: deep blue water with distant light above(深い水中・上方光源)
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3枚とも完全な水中撮影。s1とs2は他条件と同様に水面が画面上部に見え、砂地の海底が広がる浅瀬の水中。s3は海底が見えず、被写体が水中空間に浮遊しており、背景が暗い青に沈んでいる。3枚中s3のみが「深い水中」の印象を持つ。distant light aboveの効果として、s3では上方からの光が被写体を照らし下方が暗くなる構図が生まれているが、再現性は3枚中1枚にとどまる。
深い水中条件の横断比較
| 条件 | 水深の印象 | 海底の描写 | 暗さ | 水面の可視 |
|---|---|---|---|---|
| deep ocean | 浅い | 砂地・珊瑚 | 明るい | 3/3枚 |
| abyss depth | やや暗い | 砂地・海藻 | やや暗い | 3/3枚 |
| ocean floor | 浅い(海底近い) | 珊瑚・貝殻が豊富 | 明るい | 3/3枚 |
| deep blue + distant light | 1枚のみ深い | s3のみ海底なし | s3のみ暗い | 3/3枚 |
4条件とも「深海」の暗い水中を安定して生成することはできなかった。水面が全画像で確認でき、被写体は水面近くに位置している。abyss depthで色調がやや暗くなる傾向が見られたが、深海の暗闇とは程遠い。ocean floorは海底の描写を充実させる効果があり、珊瑚や貝殻など海底の生物が追加された。
まとめ
| 条件 | 水中度 | 髪の浮遊 | コースティクス | 環境 |
|---|---|---|---|---|
| control | なし | なし | なし | プールサイド |
| underwater | 完全水中 | あり | あり | 海中(砂地) |
| underwater pool | 完全水中 | あり | あり | プール内 |
| underwater ocean | 完全水中 | あり | あり | 海中(青い遠景) |
| submerged | 半水没 | なし | なし | 浅い水場 |
| diving | 完全水中 | あり | あり | プール内 |
| floating underwater | 完全水中 | あり | あり | プール〜海中 |
| swimming | 完全水中 | あり | あり | 海中(砂地) |
| half submerged | 半水没 | なし | なし | 浅い水場 |
| deep ocean | 完全水中 | あり | あり | 海中(浅瀬) |
| abyss depth | 完全水中 | あり | あり | 海中(やや暗い) |
| ocean floor | 完全水中 | あり | あり | 海底(珊瑚・貝殻) |
| deep blue + distant light | 完全水中 | あり | あり | 海中(1/3枚で深い) |
水中撮影には大きく2つのパターンが出現した。
完全水中パターン: underwater、underwater pool、underwater ocean、diving、floating underwater、swimming、および深い水中条件(deep ocean、abyss depth、ocean floor、deep blue water with distant light above)は、いずれも被写体が完全に水中にいる状態を生成する。水面の光の屈折、コースティクスの光パターン、髪の浮遊、浮遊ポーズといった水中写真の要素がすべて揃っている。
半水没パターン: submerged、half submergedは被写体が浅い水場に座っている状態を生成する。身体の一部は水上に出ており、水中撮影の特徴(髪の浮遊、コースティクスなど)は見られない。
深い水中の制御は困難: deep ocean、abyss depth、deep blue water with distant light aboveはいずれも深い水中の暗さを安定して再現できなかった。水面が全画像で確認でき、被写体は水面近くに位置する傾向がある。ocean floorは海底の生物描写を充実させる効果があったが、水深の印象は変わらなかった。
最もシンプルで効果的なのは underwater で、1語の追加で完全な水中撮影が実現できる。プールか海かの環境を制御したい場合は underwater pool / underwater ocean で使い分けられる。ポーズに変化を付けたい場合は diving(潜水姿勢)や swimming(泳ぐ姿勢)を試す価値がある。海底の描写を充実させたい場合は ocean floor が有効。












































