【実験】汗・汗ばむ肌プロンプト検証|sweaty vs glistening vs dripping の表現差

【実験】汗・汗ばむ肌プロンプト検証|sweaty vs glistening vs dripping の表現差

結論を先に

  • sweaty skin は胸元・鎖骨まわりを中心に自然な湿り感を生成する。 3/3で光沢が確認でき、汎用性が高い。
  • glistening with sweatsweaty skin と視覚的にほぼ同等。 肌のテカリ・湿り感は確認できるが、表現の強さに明確な差はなかった。
  • sweat dripping from forehead and neck は部位指定が効果的に機能し、顔面・首筋への汗の集中度が最も高い。 3/3で額や首に水滴状のテクスチャが確認され、髪の張り付きも強い。
  • 部位を指定すると汗表現の局所的な密度が上がる。 「どこに汗が出るか」をコントロールしたい場合は部位名を含めるのが有効。

実験設計

項目
モデルz-image-turbo(6B、写実特化蒸留)
ステップ8
CFG1.0
サイズ1024x1024
seed各条件3つ
各条件3枚
合計3条件 × 3 = 9枚

ベースプロンプト

ベースプロンプト
1girl, 32yo japanese actress, {VARIABLE}, black sports bra, standing, gym interior, overhead fluorescent lighting

{VARIABLE} 部分を以下のパターンで差し替える:

条件VARIABLEトークン数
Asweaty skin2
Bglistening with sweat3
Csweat dripping from forehead and neck7

評価基準

  • 汗の分布: 顔、首、胸元のどこに汗が出ているか
  • 汗の強さ: 軽い光沢か、水滴が見えるレベルか
  • 髪への影響: 汗で髪が額や首に張り付いているか
  • 全体の印象: 運動後の汗ばんだ雰囲気がどの程度出ているか

条件A: sweaty skin

プロンプト
1girl, 32yo japanese actress, sweaty skin, black sports bra, standing, gym interior, overhead fluorescent lighting
seed 1seed 2seed 3
sweaty skin 1枚目sweaty skin 2枚目sweaty skin 3枚目

観察: 3/3で肌に光沢が確認された。特に鎖骨から上胸部にかけて湿り感のあるテカリが出ている。seed5200では首筋にも光沢が見られ、髪も若干湿って束になっている。seed5202は側面アングルになり、首から肩にかけての光沢が確認できる。額の汗は3枚とも軽微で、水滴状の表現は明確ではない。

条件B: glistening with sweat

プロンプト
1girl, 32yo japanese actress, glistening with sweat, black sports bra, standing, gym interior, overhead fluorescent lighting
seed 1seed 2seed 3
glistening with sweat 1枚目glistening with sweat 2枚目glistening with sweat 3枚目

観察: 3/3で肌に光沢あり。seed5210は鎖骨付近に控えめなテカリ、seed5211は額・顔全体・上胸部に湿り感が広がり髪も明確に濡れている。seed5212も額から胸にかけて光沢が確認できる。条件Aと比較すると、glisteningの「きらめく」ニュアンスにもかかわらず、汗の強さに系統的な差は見られなかった。個別のseedによる揺れの範囲内。

条件C: sweat dripping from forehead and neck

プロンプト
1girl, 32yo japanese actress, sweat dripping from forehead and neck, black sports bra, standing, gym interior, overhead fluorescent lighting
seed 1seed 2seed 3
sweat dripping 1枚目sweat dripping 2枚目sweat dripping 3枚目

観察: 3/3で顔面・首筋に強い汗表現が確認された。seed5220ではローアングルで額・あご・首に水滴状のテクスチャが密集している。seed5221は首から鎖骨にかけて滴り落ちるような汗の描写がある。seed5222が最も強い結果で、額に明確な水滴が複数見え、髪が完全に濡れて頭に張り付いている。条件A・Bと比較して、汗の集中する部位が額と首に偏っている点が明確に異なり、部位指定(forehead and neck)が機能していることが確認できた。

横断比較

観点A: sweaty skinB: glistening with sweatC: sweat dripping from…
汗の視認率3/33/33/3
汗の強さ弱〜中弱〜中中〜強
額の汗1/32/33/3
首筋の汗2/32/33/3
髪の張り付き2/32/33/3
トークン数237

使い分けの指針

  • 汗の雰囲気を軽く加えたいsweaty skin(2トークン)。コスパが良く、自然な仕上がり。前回の検証でも sweaty 単体で十分な効果を確認済み。
  • 汗の表現をシーン全体に広げたいglistening with sweat(3トークン)。ただし sweaty skin との差は小さく、1トークン追加する価値は限定的。
  • 特定部位に汗を集中させたいsweat dripping from forehead and neck(7トークン)。トークンコストは高いが、部位指定の効果は明確。顔アップの構図で特に有効。

前回の汗検証との関連

前回の汗検証では sweaty vs perspiration on skin vs post-workout sweat vs dripping sweat を比較し、sweaty(1トークン)のコスパの良さと dripping sweat の水滴表現の強さを確認した。今回の実験は「部位指定を加えるとどう変わるか」にフォーカスしており、sweat dripping from forehead and neck の部位指定が汗の集中度に影響することを確認できた。

oiled body との違い

オイル表現検証と比較すると、汗表現は水滴のテクスチャや髪の張り付きといった「水分」の特徴を伴うのに対し、oiled body は均一でなめらかな光沢になる。用途に応じて使い分けるのが合理的。

メモ: C条件はトークン数7とコストが高いが、顔アップで汗が滴る絵が欲しい場合には有効。普段使いは sweaty skin で十分だが、ここぞという場面では部位指定が効果を発揮する。オイル表現については姉妹記事も参照。

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