結論を先に
骨格ナチュラルの特徴(骨感、関節の目立ち、平面的なボディ、ワイドフレーム)を出すプロンプトでは、bonyが最も効果的。鎖骨の目立ちと体全体の薄さが確認できた。lankyも手足の長さと細さに変化が見られた。一方、wide frameは体型が大柄になる(肩幅だけでなく全体的にふくよかになる)副作用があり、骨格ナチュラルの「骨っぽさ」とは異なる方向。natural frame、angular、visible bones、model frameはコントロールとの差がないか微小。
実験設計
| 項目 | 値 |
|---|---|
| モデル | z-image-turbo(6B、写実特化蒸留) |
| ステップ | 8 |
| サンプラー | euler |
| スケジューラー | ddim_uniform |
| CFG | 1.0 |
| サイズ | 1024x1024 |
| seed | 3つ固定(全条件共通) |
| 各条件 | 3枚(3seed) |
| 合計 | 8条件 = 24枚 |
ベースプロンプト
体型のシルエットを正確に観察するため、白背景 + タンクトップ + ジーンズで統一。
A00: control
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: seed 1は肩幅がやや広めで標準体型。seed 2は華奢で肩幅が狭く、上半身が薄い。seed 3もスリムで標準的な細身体型。3枚とも鎖骨や関節の骨感は目立たず、肉付きは標準的。
A01: natural frame
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: コントロールとの差がない。seed 2は同様の華奢な体型で、骨感や関節の目立ちに変化はない。「natural frame」は「自然な体格」として解釈されている可能性が高く、骨格ナチュラル特有の特徴は出ていない。
A02: bony
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: seed 2でコントロールと比較して体全体が細くなっている。鎖骨周辺がより顕著に見え、肩から腕にかけてのラインが細い。上半身のタンクトップのフィット感が緩くなり、体の薄さが増している。seed 1でも同様に体が薄く細い印象。骨格ナチュラルの「骨っぽさ」「肉感の少なさ」に最も近い変化。
A03: wide frame
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: seed 1でコントロールと比較してかなり大柄になっている。seed 2では肩幅が広がり、上半身・下半身ともにボリュームが増加。タンクトップが体にぴったりフィットし、腕も太くなっている。骨格ナチュラルの「ワイドフレーム」というよりは全体的にふくよかな体型になっている。骨格ナチュラルの「骨張った広さ」ではなく「肉付きのよい大柄」方向への変化で、意図と異なる。
A04: angular
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: コントロールとの差がない。seed 2は同様の体型で、「angular」による骨張った印象や直線的なラインの強調は確認できない。顔立ちや体型に目立った変化はなく、体型記述としては機能していない。
A05: lanky
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: seed 2でコントロールと比較して手足が長く、全体的に細長い印象になっている。上半身が薄く、肩幅に対して腕が長い。seed 1でも同様に背が高く手足の長い体型が確認できる。骨格ナチュラルの「手足の長さ」「モデル体型」の側面には近いが、骨感・関節の目立ちはbonyほどではない。
A06: visible bones
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: コントロールとの差がない。seed 2では鎖骨の見え方、体型ともにコントロールと同程度。「visible bones」はフレーズとして機能していない可能性がある。
A07: model frame
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: seed 2でコントロールと比較してやや背が高く、手足が長い印象がある。ただしseed 1ではコントロールと差がない。変化があるとしても微小で一貫性がなく、安定した効果とは言えない。
まとめ
| 条件 | 体型変化 | 副作用 |
|---|---|---|
| natural frame | 差がない | なし |
| bony | 体の薄さ・鎖骨の目立ち | なし |
| wide frame | 全体的に大柄 | ふくよかになる(骨感ではない) |
| angular | 差がない | なし |
| lanky | 手足の長さ・細さ | 変化は微小 |
| visible bones | 差がない | なし |
| model frame | 微小な変化(一貫性なし) | なし |
骨格ナチュラルの特徴を出すには bony が最も有効。体の薄さと鎖骨周辺の骨感が安定して得られる。lankyも手足の長さに寄与するが効果は微小。
wide frameは「骨張ったワイドフレーム」ではなく「ふくよかな大柄」方向に変化するため、骨格ナチュラルの再現には適さない。骨格ナチュラルの全特徴を出すには、bonyを軸にlankyやtallなどと組み合わせるのが現実的。





























