【実験】赤リップを出すプロンプト|9条件・27枚で検証

【実験】赤リップを出すプロンプト|9条件・27枚で検証

結論を先に

  • red lipstick が最も安定して鮮やかな赤リップを生成する。コントロールのナチュラルなピンクベージュから、はっきりとした赤色に変化する
  • matte reddark red はマット寄りの仕上がりになり、特に dark red は深みのあるダークレッド~ボルドー寄りの色味になる
  • glossy red は唇表面に光沢(ハイライト)が加わり、ツヤ感のある赤リップになる
  • burgundy はワインレッド~ダークボルドーの色味で、dark red よりさらに暗い
  • overlined はリップの色制御というより髪型・ヘアカラーなど全体の雰囲気が変わる副作用が出た
  • ombre lip は赤リップではなく、ピンク系グラデーションリップになり、髪色がピンク系に変化する副作用が発生した

実験設計

項目
モデルz-image-turbo(6B、写実特化蒸留)
ステップ8
サンプラーeuler
スケジューラーddim_uniform
CFG1.0
サイズ1024x1024
seed3つ固定(全条件共通)
各条件3枚(3seed)
合計9条件 = 27枚

ベースプロンプト

ベースプロンプト
1girl, 32yo japanese actress, {VARIABLE}, close-up face portrait, indoor studio, soft lighting

唇のディテールを観察するため close-up face portrait を採用。

A00: control(メイク指定なし)

seed 1seed 2seed 3
control s1control s2control s3

観察: 3枚とも唇はナチュラルなピンクベージュ~コーラルピンク。光沢は控えめで、セミマットに近い自然な質感。アイメイクも薄く、全体的にナチュラルメイクの仕上がり。

A01: red lipstick

追加キーワード
red lipstick
seed 1seed 2seed 3
red lipstick s1red lipstick s2red lipstick s3

観察: 3枚ともコントロールから明確に変化し、鮮やかな赤色の唇になっている。質感はセミマット~マット寄り。唇の輪郭がくっきりしており、塗り残し感がない均一な発色。副作用として服装が黒系トップスに変化する傾向が見られる。アイメイクはコントロールと大きく変わらない。

A02: matte red

追加キーワード
matte red
seed 1seed 2seed 3
matte red s1matte red s2matte red s3

観察: red lipstick と同様に鮮やかな赤色。唇表面の光沢が抑えられており、マットな質感が確認できる。red lipstick と比較すると、やや深みのある赤(ディープレッド寄り)に見える。服装が黒系に変化する傾向は red lipstick と同様。

A03: glossy red

追加キーワード
glossy red
seed 1seed 2seed 3
glossy red s1glossy red s2glossy red s3

観察: 唇の色は鮮やかな赤で、red lipstick と同程度の彩度。最大の違いは唇表面の光沢で、ハイライトが明確に入っており、ツヤ感・濡れ感のある仕上がり。seed 2では頭にスカーフのような布が加わる副作用が見られた。アイメイクにも若干のスモーキー感が加わっている。

A04: dark red

追加キーワード
dark red
seed 1seed 2seed 3
dark red s1dark red s2dark red s3

観察: red lipstick より明らかに暗く、深みのあるダークレッド。マット寄りの質感。burgundy ほどではないが、ワインレッドに近い色味。服装は黒系に統一される傾向が継続。全体的にクールでシックな印象のメイクアップに。

A05: bright red

追加キーワード
bright red
seed 1seed 2seed 3
bright red s1bright red s2bright red s3

観察: red lipstick と比較して、やや明るく鮮やかな赤色。彩度が高く、朱赤に近い印象。質感はセミマット。seed 2では赤い衣服(キャミソール)が生成されており、bright red がリップだけでなく衣服の色にも影響を与えている。

A06: burgundy

追加キーワード
burgundy
seed 1seed 2seed 3
burgundy s1burgundy s2burgundy s3

観察: 今回の実験で最も暗い唇の色。ワインレッド~ダークボルドーで、dark red よりさらに暗い。マットな質感。赤というより紫がかった深い暗赤色。服装は黒系で、全体的にダークでモードな雰囲気に。

メモ: burgundy の紫がかったダークボルドーは、ゴスメイクの dark lips と組み合わせる用途にも適した色味である。

A07: overlined

追加キーワード
overlined
seed 1seed 2seed 3
overlined s1overlined s2overlined s3

観察: リップの色自体は赤系だが、red lipstick と比較して唇のオーバーライン(唇の輪郭を超えて塗る手法)は明確には確認できない。むしろ副作用として髪型がショートヘアに変化するなど、全体の雰囲気が大きく変わった。リップの色味・質感は red lipstick に近いセミマットな赤。唇が特に大きく見えるという効果は限定的。

A08: ombre lip

追加キーワード
ombre lip
seed 1seed 2seed 3
ombre lip s1ombre lip s2ombre lip s3

観察: 赤リップではなく、コーラルピンク~ローズピンクの柔らかい色味に変化。唇の中央と外側で色の濃淡が異なるグラデーション(オンブレ)効果は微妙に確認できる。最大の副作用として髪色がピンク系のグラデーション(毛先ピンク)に変化している。ombre というキーワードが唇だけでなく髪のグラデーションにも強く作用した。

まとめ

条件リップ色質感副作用
controlピンクベージュセミマットなし
red lipstick鮮やかな赤セミマット~マット服が黒系に
matte red深みのある赤マット服が黒系に
glossy red鮮やかな赤グロッシー(光沢あり)スカーフ等の装飾が追加
dark redダークレッドマット服が黒系に
bright red明るい朱赤セミマット衣服も赤に
burgundyダークボルドーマット全体がダークに
overlined赤(red lipstickに近い)セミマット髪型変化
ombre lipコーラルピンクセミマット髪がピンクグラデに

赤リップを安定して出したい場合は red lipstick が最もシンプルで効果的。質感を制御したい場合は matte red(マット)や glossy red(ツヤ)で使い分けられる。色の深さは bright red > red lipstick > dark red > burgundy の順で暗くなる。

overlinedombre lip はリップ特化のキーワードとしては副作用が大きく、意図した効果が得にくい。

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