結論を先に
rainだけでは衣服は濡れない。 路面や背景には雨の表現が出るが、衣服と肌は乾いたまま。濡れ透けを出すにはsoaking wet+drenchedの追加が必要。- 衣装タイプで透過度に明確な差が出る。 白ワンピース > ブラウス > Tシャツ の順に透け度が高い。布の薄さと体への密着度が透過度を決める。
- 白ワンピース(sundress)が最も透過度が高い。 薄い布が全身に密着し、下着のラインや肌の色がはっきり透ける。雨の描写も最も激しい傾向。
- 雨の屋外シーンは構図の安定性が高い。 ジム背景と同様に1人構図が安定し、街並み・路面の反射・雨筋が自然に描写される。
実験設計
| 項目 | 値 |
|---|---|
| モデル | z-image-turbo(6B、写実特化蒸留) |
| ステップ | 8 |
| CFG | 1.0 |
| サイズ | 1024x1024 |
| seed | 3つ固定(全条件共通) |
| フレーミング | upper body |
| 各条件 | 3枚(3seed) |
| 合計 | 4条件 × 3 = 12枚 |
ベースプロンプト
条件ごとにプロンプト全体が異なるため、個別に記載する。
| 条件 | 衣装 | 濡れ修飾 |
|---|---|---|
| A00: rain(コントロール) | white t-shirt and jeans | rain のみ |
| A01: soaking wet Tシャツ | soaking wet white t-shirt and jeans | heavy rain, drenched |
| A02: soaking wet ブラウス | soaking wet white blouse and skirt | heavy rain, drenched |
| A03: soaking wet ワンピース | soaking wet white sundress | heavy rain, drenched |
評価基準
- 透過度: 下着や肌がどの程度透けて見えるか
- 濡れ表現の自然さ: 雨のシチュエーションとして自然な見た目か
- 衣服の密着度: 布が体にどの程度密着しているか
- 雨の描写: 雨筋・路面の反射・水滴の表現
各条件の検証
A00: rain(濡れ修飾なし)
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3/3で市街地背景に白Tシャツ+ジーンズの構図。路面は濡れており雨のシチュエーションは伝わるが、衣服は乾いた状態で透けは見られない。rain 単体は天候・背景に影響するが、衣服の状態を変える力は弱い。
A01: soaking wet 白Tシャツ
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3/3で白Tシャツが濡れて肌に密着。透け度は中程度で、下着の輪郭がうっすら見える。髪もびしょ濡れで顔に張り付いている。雨筋が画面に描写され、路面には水たまりの反射が確認できる。コントロール(A00)との差は歴然。seed 1は全身構図になり、ジーンズ部分も濡れた色味になっている。
A02: soaking wet 白ブラウス
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3/3で白ブラウスが透けて下着が明瞭に視認可能。Tシャツ(A01)より透け度が高い。ブラウスの薄い生地が雨で肌に密着し、ブラジャーの色と形状がはっきり見える。襟付きブラウスの形状は維持されつつ透けており、素材別検証のsilk blouseと似た結果。スカートは白で、下半身も透け気味。
A03: soaking wet 白ワンピース
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3/3で最も透過度が高い結果。白いサンドレスの薄い布が全身に密着し、下着のラインと肌の色がはっきり透けている。特にseed 1とseed 2は重い雨の中に立つ構図で、布が体に張り付いた表現が印象的。雨の描写も4条件中最も激しく、背景のぼけ感や路面の反射が映画的な雰囲気を作っている。sundressの特性として布が薄く広い面積をカバーするため、濡れたときの透過面積も最大になる。
ラボ長コメント: 雨の中の白ワンピ、映画のワンシーンみたい。透けてるのがエモさに繋がるのほんと不思議。
比較まとめ
| 衣装 | 透け再現率 | 透過度 | 密着度 | 雨の描写 |
|---|---|---|---|---|
| Tシャツ(rain のみ) | 0/3 | なし | なし | 路面のみ |
| Tシャツ(soaking wet) | 3/3 | 中 | 中 | 雨筋あり |
| ブラウス(soaking wet) | 3/3 | 高 | 高 | 雨筋あり |
| ワンピース(soaking wet) | 3/3 | 最高 | 最高 | 最も激しい |
実用上のポイント
雨の濡れ透けを出すためのキーワード構成
最低限必要な要素:
soaking wetを衣装名の前に付ける — wet だけでも効くが、soaking wet の方が確実heavy rainを背景描写に加える — rain 単体では衣服が濡れないdrenchedを追加 — 全身ずぶ濡れの状態を強調
透け度の制御
- 最大の透け →
soaking wet white sundress。薄い布が広い面積で透ける - 中程度の透け →
soaking wet white blouse。下着が見えるが布の形状は維持 - 控えめな透け →
soaking wet white t-shirt。cotton の厚みで透け度がやや低い
素材別検証との比較
素材別濡れ透け検証ではスタジオ背景で wet + 素材名 を比較した。今回の雨シーンとの違い:
- スタジオ背景(wet) → 衣服と髪が濡れるが、水滴や雨筋の描写はない。品のある濡れ感
- 雨シーン(soaking wet + heavy rain) → より劇的な濡れ方。雨筋・路面反射が加わり、シチュエーションとしての説得力が高い
ラボ長コメント: 雨×白ワンピースは鉄板。でもさすがにこれは記事のサムネイルに使うとギリギリかも。


















