AI画像生成では英語のプロンプトを使うのが基本です。しかし「どんな単語を使えばいいのかわからない」「意味がわからず何となくコピペしている」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、AI画像生成でよく使われる英語用語をカテゴリ別に約200語収録し、日本語の意味と使い方のポイントを解説します。プロンプトを書くときの辞書として活用してください。
プロンプトの基本的な書き方についてはプロンプトの基本法則も参照してください。
品質・スタイル系
画像全体のクオリティや画風を指定する用語です。
- masterpiece — 傑作。最高品質の出力を促す意図で使われる。効果はモデルの学習データに依存する(※z-image-turboでは効果が確認されていない。参照: ベストプラクティス)
- best quality — 最高品質。masterpieceと並んで定番の品質指定語(※z-image-turboでは効果が確認されていない。参照: ベストプラクティス)
- high quality — 高品質。best qualityよりやや控えめな品質指定
- high resolution — 高解像度。ディテールの細かい出力を促す
- ultra detailed — 超精細。細部まで描き込まれた画像を指示する
- detailed — 精細な。特定の部位に付けて「detailed eyes(精細な目)」のようにも使える
- sharp focus — シャープなピント。ぼやけのないくっきりした描写を指示する
- photorealistic — 写真のようにリアルな。写実的な画風を指定する際の基本語
- realistic — リアルな。photorealisticよりやや広い意味で使われる
- cinematic — 映画的な。映画のワンシーンのような雰囲気と色調になる
- professional photography — プロの写真。スタジオ撮影のような仕上がりを指示する
- raw photo — RAW写真風。加工前の自然な質感を出す
- 8k uhd — 8K超高精細。解像度の高さを強調する表現
- 4k — 4K画質。8k uhdと同様に高解像度を指示する
- film grain — フィルム粒子。フィルムカメラで撮ったようなノイズ感を加える
- analog photo — アナログ写真風。フィルムカメラの質感を再現する
- illustration — イラスト。イラスト調の画風にしたいときに使う
- anime — アニメ調。日本のアニメ風の画風を指定する
- oil painting — 油絵風。絵画的なタッチを指示する
- watercolor — 水彩画風。にじみのある柔らかいタッチになる
- digital art — デジタルアート。CG的な仕上がりを指定する
カメラ・撮影系
カメラのアングル、距離、レンズ効果に関する用語です。
- portrait — ポートレート。胸から上を中心に撮影する構図
- close-up — クローズアップ。顔や特定の部位に寄った構図
- extreme close-up — 超クローズアップ。目元だけなど、さらに寄った構図
- full body — 全身。頭からつま先まで写る構図
- upper body — 上半身。腰から上を写す構図
- lower body — 下半身。腰から下を写す構図
- cowboy shot — カウボーイショット。太ももの中間あたりから上を写す構図
- medium shot — ミディアムショット。腰あたりから上を写す構図
- from above — 上から見た構図。俯瞰アングル
- from below — 下から見た構図。煽りアングル
- from side — 横から見た構図。プロフィール的なアングル
- from behind — 後ろから見た構図。背中を見せるアングル
- dutch angle — ダッチアングル。カメラを傾けた構図。不安定さや動きを演出する
- wide angle — 広角。広い範囲を写し、遠近感が強調される
- fisheye — 魚眼レンズ。極端な広角で丸みを帯びた歪みが生じる
- 85mm lens — 85mmレンズ。ポートレートに適した焦点距離で、自然なボケが出る
- 50mm lens — 50mmレンズ。標準レンズ。肉眼に近い自然な遠近感
- bokeh — ボケ。背景がぼやけて被写体が際立つ効果
- depth of field — 被写界深度。ピントが合う範囲の広さを制御する
- shallow depth of field — 浅い被写界深度。背景を大きくぼかす
- motion blur — モーションブラー。動いている被写体のブレを表現する
- lens flare — レンズフレア。逆光時に生じる光の反射効果
照明系
光の当て方に関する用語です。照明は画像の雰囲気を大きく左右します。詳しくは照明別プロンプト集もご覧ください。
- natural lighting — 自然光。太陽光や窓からの光による照明
- studio lighting — スタジオ照明。プロのスタジオで使う人工照明
- soft light — ソフトライト。柔らかく影が薄い照明。ポートレート向き
- hard light — ハードライト。くっきりした影ができる強い照明
- rim lighting — リムライト。被写体の輪郭を光で縁取る照明
- backlighting — 逆光。被写体の後ろから光が当たる。シルエット的な効果
- golden hour — ゴールデンアワー。日の出・日没前後の暖かい色の光
- blue hour — ブルーアワー。日没直後の青みがかった光
- dramatic lighting — ドラマチックな照明。コントラストの強い印象的な光
- volumetric lighting — ボリューメトリックライト。光の筋が見える効果(木漏れ日など)
- ambient light — 環境光。特定の方向性がない全体的な光
- side lighting — サイドライト。横から当たる光。立体感を強調する
- overhead lighting — 真上からの照明。顔に影ができやすい
- neon lighting — ネオンライト。ネオンサインのようなカラフルな光
- candlelight — キャンドルライト。ろうそくの暖かく揺らぐ光
人物描写系
人物の容姿・髪型・体型・服装を指定する用語です。
顔・表情
表情の詳細は表情別プロンプト集も参考にしてください。
- beautiful face — 美しい顔。顔の品質を上げたいときに使う
- detailed eyes — 精細な目。目の描き込みを強化する
- looking at viewer — 視線がカメラ目線。こちらを見ている表情になる
- looking away — 視線を外している。自然な雰囲気を出す
- smile — 笑顔。自然な微笑みから大きな笑顔まで
- grin — 歯を見せた笑顔。大きく口を開けて笑う表情になる
- serious — 真剣な表情。クールな雰囲気に
- parted lips — 半開きの唇。色気のある表情になる
- closed eyes — 閉じた目。瞑想的・穏やかな表情
- freckles — そばかす。顔の特徴として指定できる
髪型・髪色
- long hair — ロングヘア
- short hair — ショートヘア
- medium hair — ミディアムヘア
- black hair — 黒髪
- brown hair — 茶髪
- blonde hair — 金髪
- red hair — 赤髪
- ponytail — ポニーテール
- twintails — ツインテール
- braid — 三つ編み
- bangs — 前髪。「blunt bangs(ぱっつん前髪)」のように修飾もできる
- hair bun — お団子ヘア
- wavy hair — ウェーブヘア
- straight hair — ストレートヘア
- wet hair — 濡れた髪
体型
- slim — スリム。細身の体型
- athletic — アスレチック。引き締まった筋肉質な体型
- curvy — カーヴィー。メリハリのある体型
- petite — プチ。小柄な体型
- tall — 長身
- muscular — 筋肉質。はっきりとした筋肉がある体型
- slender — ほっそりした。slimに近い意味。ほっそりした体型を指定する
- thick thighs — 太もも太め。部分的な体型指定
服装
- dress — ドレス・ワンピース
- bikini — ビキニ。水着の定番
- school uniform — 学校の制服
- casual wear — カジュアルな服装
- formal wear — フォーマルな服装
- sundress — サンドレス。夏らしい軽やかなワンピース
- t-shirt — Tシャツ
- jeans — ジーンズ
- skirt — スカート
- shorts — ショートパンツ
- jacket — ジャケット
- hoodie — パーカー
- lingerie — ランジェリー
- off-shoulder — オフショルダー。肩を出した服装
- high heels — ハイヒール
背景・シーン系
画像の背景や場所を指定する用語です。
- indoors — 室内
- outdoors — 屋外
- beach — ビーチ・砂浜
- ocean — 海
- city — 都市・街並み
- street — 通り・路上
- cafe — カフェ
- restaurant — レストラン
- bedroom — 寝室
- living room — リビング
- bathroom — バスルーム
- park — 公園
- garden — 庭園
- forest — 森
- mountain — 山
- rooftop — 屋上
- balcony — バルコニー
- sunset — 夕焼け。背景としても照明としても機能する
- night — 夜。暗めの雰囲気になる
- rain — 雨。濡れた質感や雨粒が加わる
- snow — 雪。冬の雰囲気を演出
- cherry blossoms — 桜。日本的な春の背景
- simple background — シンプルな背景。被写体に注目させたいときに使う
- white background — 白背景。商品写真のようなクリーンな背景
構図・ポーズ系
画面の構成や人物のポーズに関する用語です。ポーズの詳細はポーズ別プロンプト集も参考にしてください。
- composition — 構図。画面内の要素の配置
- rule of thirds — 三分割法。画面を3×3に分割した交点に被写体を配置する構図
- symmetrical — 左右対称の構図
- asymmetrical — 非対称の構図
- dynamic pose — ダイナミックなポーズ。動きのあるポーズ
- action pose — アクションポーズ。走る・飛ぶなど激しい動きのポーズ
- standing — 立っている
- sitting — 座っている
- lying down — 横たわっている
- leaning — もたれかかっている
- walking — 歩いている
- running — 走っている
- hand on hip — 腰に手を当てたポーズ
- arms crossed — 腕組み
- looking back — 振り返りポーズ。後ろ向きで顔だけ振り返る
- contrapposto — コントラポスト。片足に重心を置いたS字の立ち姿勢
ネガティブプロンプト定番用語
出力から排除したい要素を指定する用語です。詳しくはネガティブプロンプト解説をご覧ください。
※ z-image-turboなどCFG=1.0で動作する蒸留モデルではネガティブプロンプトは機能しません。以下はCFGが有効なモデル(SD1.5, SDXL等)向けの用語です。
- worst quality — 最低品質。低品質な出力を抑制する定番語
- low quality — 低品質。worst qualityとセットで使われることが多い
- normal quality — 通常品質。平均以下の品質を排除する意図で使われる
- blurry — ぼやけた。ピンボケを防ぐ
- out of focus — ピントが合っていない
- deformed — 変形した。体の歪みを抑制する
- distorted — 歪んだ。形状の崩れを防ぐ
- extra limbs — 余分な手足。多すぎる腕や脚を防ぐ
- missing limbs — 手足の欠損を防ぐ
- extra fingers — 余分な指。AIが苦手な指の本数問題に対処する
- bad anatomy — 不自然な解剖学的構造。体のバランス崩れを抑制する
- bad hands — 不自然な手。手の描写崩れを抑制する
- bad proportions — 不自然なプロポーション
- watermark — 透かし文字。画像に不要なテキストが入るのを防ぐ
- text — テキスト。意図しない文字の混入を防ぐ
- signature — サイン。作者名のような文字が入るのを防ぐ
- jpeg artifacts — JPEG圧縮ノイズ。画質の劣化を防ぐ
- cropped — トリミングされた。被写体が見切れるのを防ぐ
まとめ
この用語集で紹介した約200語は、AI画像生成で頻出する基本用語です。すべてを一度に覚える必要はありません。最初は品質系とカメラ系の用語をいくつか組み合わせるところから始めて、徐々にレパートリーを増やしていくのがおすすめです。
プロンプトの組み立て方について詳しく知りたい方は、プロンプトの基本法則をご覧ください。


