結論を先に
- 今回試した鼻の形キーワード5条件は、いずれも鼻の形への明確な効果が確認できなかった。第1弾の検証で機能した
aquiline nose/button noseとは対照的な結果 flared nostrils(鼻の穴を広げる)は3枚中0枚で鼻孔の拡大なし。代わりに手で顔を覆う・舌を出すなどの表情変化が発生したupturned nose(豚鼻・上向きの鼻)は3枚中2枚で鼻先がわずかに上向きになったが、変化は軽微。唇をすぼめる表情の副作用が3枚中2枚で発生snub nose(低く短い鼻)は3枚中1枚で丸く短い鼻が明確に出たが、残り2枚は軽微bulbous nose(団子鼻)・wide nose(幅広の鼻)は3枚中0枚で効果なし- 理由は不明だが、鼻キーワードを追加した条件では「両腕を上げるポーズ」が15枚中8枚で発生した(コントロールでは0枚)。鼻の形を狙う際は構図の副作用に注意
実験設計
| 項目 | 値 |
|---|---|
| モデル | z-image-turbo(6B、写実特化蒸留) |
| ステップ | 8 |
| サンプラー | euler |
| スケジューラー | ddim_uniform |
| CFG | 1.0 |
| サイズ | 1024x1024 |
| seed | 1001 / 1002 / 1003 固定(第1弾と共通) |
| 各条件 | 3枚(3seed) |
| 合計 | 5条件 = 15枚(+コントロールは第1弾を参照) |
ベースプロンプト
ベースプロンプト・seedは第1弾の検証と同一。そのためコントロール条件(鼻指定なし)は新規生成せず、第1弾のコントロール画像を参照する。
A00: control(第1弾の画像を参照)
| seed 1001 | seed 1002 | seed 1003 |
|---|---|---|
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観察: seed 1001は5分割のコラージュ構図、seed 1002は直立のポートレート、seed 1003はベールをまとったクローズアップ。いずれも鼻は標準的な大きさ・形で、腕を上げるポーズはない。
A01: flared nostrils(鼻の穴を広げる)
| seed 1001 | seed 1002 | seed 1003 |
|---|---|---|
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観察: 鼻孔の拡大は3枚中0枚。代わりに表情・ポーズが大きく変化した。seed 1001は両手で鼻・口を覆うカットを含む12分割コラージュに変化し、seed 1002は舌を出して両腕を上げるポーズ、seed 1003は鼻先が写るクローズアップになったが鼻孔は標準サイズ。「鼻の穴」というモチーフが変顔的なポーズ・表情として解釈されている。
A02: upturned nose(上向きの鼻・豚鼻方向)
| seed 1001 | seed 1002 | seed 1003 |
|---|---|---|
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観察: seed 1001とseed 1003で鼻先がわずかに上向きになり、正面からでも鼻孔が見えやすい形になった。ただし「豚鼻」と呼べるほどの強い変化ではない。seed 1001・1002では唇をすぼめてあごにしわを寄せる表情、両腕を上げるポーズが同時に発生しており、表情への副作用の方が鼻の変化より目立つ。
A03: snub nose(低く短い鼻)
| seed 1001 | seed 1002 | seed 1003 |
|---|---|---|
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観察: seed 1003では短く丸みのある鼻先が明確に出た。seed 1001(3人並びのコラージュ)とseed 1002は鼻がやや小ぶりに見えるものの、コントロールとの差は軽微。3枚中1枚で明確、2枚で軽微という結果。小さい鼻を狙うなら、第1弾で明確な効果が確認された button nose の方が確実である。
A04: bulbous nose(団子鼻)
| seed 1001 | seed 1002 | seed 1003 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
観察: 団子鼻らしい丸く大きな鼻先は3枚中0枚。seed 1001はセーターで口元を隠す・唇をすぼめるなどのポーズを含む4分割コラージュになり、seed 1002は両腕を上げた笑顔、seed 1003は標準的な鼻のクローズアップ。鼻の変化より構図・ポーズの変化が支配的だった。
A05: wide nose(幅広の鼻)
| seed 1001 | seed 1002 | seed 1003 |
|---|---|---|
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観察: 鼻の幅の拡大は3枚中0枚。3枚すべてで両腕を頭上に上げるポーズが発生し、2枚は笑顔になった。鼻への効果は確認できず、ポーズ・表情への副作用だけが残る結果となった。
まとめ
| 条件 | 狙い | 鼻への効果 | 主な副作用 |
|---|---|---|---|
| flared nostrils | 鼻の穴 | 0/3 | 顔を覆う手・舌出し・コラージュ化 |
| upturned nose | 豚鼻 | 2/3(軽微) | すぼめた唇・腕上げポーズ |
| snub nose | 低い鼻 | 1/3明確・2/3軽微 | コラージュ化 |
| bulbous nose | 団子鼻 | 0/3 | 口元を隠すポーズ・コラージュ化 |
| wide nose | 幅広の鼻 | 0/3 | 腕上げポーズ(3/3) |
鼻の形の細かい制御は、第1弾で効果が確認された aquiline nose(鼻筋の通った高い鼻)と button nose(小さく丸い鼻)の2軸に絞るのが現実的である。鼻の穴・団子鼻・幅広の鼻を狙うキーワードは、このモデルでは鼻ではなくポーズ・表情に作用してしまう。
メモ: 「両腕を上げるポーズ」が鼻キーワードの条件だけで多発したのは予想外だった。理由は不明だが、鼻を強調する構図(あおり気味・顔に注目が集まる姿勢)を作ろうとしているようにも見える。




















