結論を先に
- アイテム副作用なしで最強:
muscular athlete(★★★、バーベル等なし) - 筋肉量の絶対最大:
muscular powerlifter(★★★★、ただしバーベル出現) ripped/jacked/shredded/buff等の筋肉系形容詞は女性には全く効かないheavyweight/hulkingは筋肉ではなく脂肪方向に効くwrestler/bodybuilderも女性では効果ゼロ
この記事でわかること
体型プロンプト完全ガイドでは muscular が筋肉効果★★★だがアイデンティティ崩壊の副作用があることが判明した。男性の筋肉ワード検証では heavyweight > bodybuilder の順で効果が大きかった。
では、これらのワードは女性被写体でも同様に効くのか? さらに強い筋肉量を引き出すワードはないのか? 2段階の検証で確かめた。
実験条件
| 項目 | 値 |
|---|---|
| モデル | z-image-turbo |
| ステップ | 8 |
| CFG | 1.0 |
| サイズ | 1024×1024 |
| seed | 3つ固定(体型検証と同一seed) |
ベースプロンプト
体型プロンプト完全ガイドと同一のベースプロンプト・seedを使用。コントロール条件と muscular の結果はそちらの記事を参照。
Phase 1: 単語バトル(7条件)
bodybuilder
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ☆☆☆ コントロールとほぼ同じスリム体型。3枚中0枚で筋肉量の増加が確認できなかった。seed 2でサロン(巻きスカート)が追加される衣装変化の副作用あり。男性テストでは上位だったが、女性では全く効かない。
wrestler
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ☆☆☆ 体型への影響なし。seed 2で日本語テキストを含む雑誌レイアウトに変化、seed 3では花のイラストが背景に出現。wrestler は体型修飾ではなく「プロレス雑誌」のコンテキストとして解釈されている。
pro wrestler
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ☆☆☆ wrestler と同様の傾向。seed 2は雑誌レイアウト化、seed 3はイラスト背景。pro を追加しても筋肉効果は得られない。
heavyweight
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ☆☆☆(脂肪方向に★★☆) 筋肉ではなく脂肪方向に効いている。3枚中3枚で全体的にふくよかな体型(chubby 相当)。seed 2ではレースドレスの追加、seed 3ではイラスト背景の副作用あり。男性テストでは筋肉に効いたが、女性では体重増加(脂肪)として解釈される。
powerlifter
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ★★★ 7条件中唯一、全3seedで明確な筋肉量増加が確認できた。三角筋・上腕二頭筋の隆起、腹筋の分割線、大腿四頭筋の膨らみが全seedで一貫して観察される。副作用としてバーベルが出現しポーズが変化する(スクワット/デッドリフト)が、アジア系の顔立ちは維持されておりアイデンティティ崩壊は軽微。
buff
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ☆☆☆ コントロールと差なし。seed 1で観葉植物が出現、seed 2で新聞風の背景になる副作用のみ。
amazonian
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ☆☆☆ 体型変化なし。seed 2で雑誌レイアウト化、seed 3で熱帯植物のイラスト背景が出現。「アマゾン」の概念が植物・自然方向に引っ張られている。
Phase 1 まとめ
| 条件 | 筋肉効果 | 副作用 | 評価 |
|---|---|---|---|
| powerlifter | ★★★ | バーベル出現、ポーズ変化 | ◎ 唯一有効 |
| heavyweight | ☆☆☆(脂肪★★☆) | ふくよか化、衣装変化 | × 筋肉目的には不適 |
| bodybuilder | ☆☆☆ | 衣装変化 | × |
| wrestler | ☆☆☆ | 雑誌化、イラスト背景 | × |
| pro wrestler | ☆☆☆ | 雑誌化、イラスト背景 | × |
| buff | ☆☆☆ | 観葉植物、新聞背景 | × |
| amazonian | ☆☆☆ | 植物イラスト背景 | × |
7条件中、体型に筋肉効果があったのは powerlifter のみ。
Phase 2: 形容詞・文脈ワード追加検証(8条件)
Phase 1では職業系ワードを中心にテストしたが、特定のアイテム(バーベル等)に結びつかない筋肉系の形容詞や文脈ワードも検証した。
ripped
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ☆☆☆ コントロールと同じスリム体型。3枚中0枚で筋肉増加なし。seed 2でサロン追加の衣装変化のみ。
jacked
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ☆☆☆ 体型変化なし。seed 2でメッシュカバーアップが追加される副作用のみ。
shredded
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
筋肉効果: ☆☆☆ 体型変化なし。seed 2でサロン追加。
brawny
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
筋肉効果: ☆☆☆ 体型変化なし。seed 2で織物柱の背景副作用。
hulking
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ☆☆☆(脂肪方向: ★★★) heavyweight と同様、筋肉ではなく脂肪方向に強力に効く。3枚中3枚でふくよか(chubby〜fat相当)。seed 2でサロン追加、seed 3で花イラスト背景。
MMA fighter
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ☆☆☆ 体型はスリムなまま。ただし3枚中3枚でオクタゴン(金網)とMMAグローブが出現。職業ワードだが筋肉ではなく「環境+装備」として解釈されている。
muscular athlete
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ★★★ 全3seedで腹筋の分割線、三角筋・大腿四頭筋の膨らみが確認できる。バーベル・グローブ等のアイテム副作用が一切ない。 ビキニ形状がスポーツビキニ風に変化し、ハイヒール着用の副作用はあるが、背景はクリーンで構図も安定。seed 2ではアイデンティティ崩壊(肌色変化)が発生。
flexing muscles
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ★★☆ 3枚中3枚でダブルバイセップスのフレックスポーズに変化。上腕二頭筋の隆起は確認できるが、腹筋・脚の筋肉量は控えめ。アイテムは出現しないがポーズが固定される。seed 2でテキスト副作用あり。
Phase 2 まとめ
| 条件 | 筋肉効果 | アイテム副作用 | その他副作用 |
|---|---|---|---|
| muscular athlete | ★★★ | なし | ハイヒール、seed依存でID崩壊 |
| flexing muscles | ★★☆ | なし | フレックスポーズ固定、テキスト |
| hulking | ☆☆☆(脂肪★★★) | なし | ふくよか化 |
| MMA fighter | ☆☆☆ | グローブ・金網 | 環境変化 |
| ripped / jacked / shredded / brawny | ☆☆☆ | なし | 衣装変化のみ |
筋肉系の英語形容詞(ripped, jacked, shredded, brawny)は女性被写体には全く効かない。 muscular athlete のみが有効で、かつアイテム副作用がない。
Phase 3: 組み合わせ検証(4条件)
Phase 1で筋肉量が最も大きかった powerlifter と、既存検証で効果が確認されている muscular を軸に組み合わせを検証した。
muscular powerlifter
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ★★★★ powerlifter 単体よりさらに筋肉量が増加。3枚中3枚で三角筋・上腕二頭筋が巨大化し、腹筋は8パックが明確に描写される。大腿四頭筋には血管の浮き出しも確認できる。バーベル出現の副作用は継続するが、アイデンティティは安定してアジア系を維持。
extremely muscular
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ★★☆ muscular 単体よりやや増加。腹筋の分割線がより明確になり、seed 2では3アングル構図で脚の筋肉量増加も確認できる。ただし powerlifter 単体にも及ばない。extremely による強調は中程度の効果にとどまる。
muscular powerlifter, huge muscles
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ★★★★★ 全条件中で最大の筋肉量。muscular powerlifter をさらに上回り、大腿四頭筋の筋繊維描写、腹筋のカットの深さ、肩幅の広がりが最も顕著。ただしseed 3でバーベルが2本出現する構図破綻が発生。seed 2ではテキスト副作用あり。安定性と引き換えに最大筋肉量を得る条件。
muscular, thick arms, thick thighs, six pack abs
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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筋肉効果: ★★☆ muscular 単体と同程度。seed 3のみ腹筋分割と大腿四頭筋の膨らみが確認できたが、seed 2ではアイデンティティ崩壊(肌色変化)と衣装変化が発生。具体的な身体部位の指定は powerlifter のような職業ワードに比べて効果が弱い。多くのトークンを消費する割にリターンが小さい。
Phase 3 まとめ
| 条件 | 筋肉効果 | 安定性 | アイテム副作用 |
|---|---|---|---|
| muscular powerlifter, huge muscles | ★★★★★ | 不安定 | バーベル2本、構図破綻 |
| muscular powerlifter | ★★★★ | 安定 | バーベル、ポーズ変化 |
| extremely muscular | ★★☆ | 安定 | なし |
| muscular + 部位指定 | ★★☆ | 不安定 | なし(ID崩壊あり) |
実用的な推奨
アイテム副作用なしで最大筋肉量
バーベル・グローブ等のアイテムが出現しない。筋肉量★★★でバランスが最良。ハイヒール副作用はあるが、衣装・背景・ポーズへの干渉が少なく汎用性が高い。
筋肉量の絶対最大(バーベル許容)
筋肉量★★★★。バーベル出現とポーズ変化が発生するが、筋肉量は muscular athlete を大きく上回る。
限界突破(構図破綻リスクあり)
筋肉量★★★★★。バーベル2本出現等の構図破綻リスクあり。複数枚生成してベストを選ぶ運用が前提。
やらなくていいこと
- 筋肉系の形容詞は女性に効かない —
ripped/jacked/shredded/buff/brawnyは全て効果ゼロ bodybuilderは女性に効かない — 男性テストでは有効だったが、女性では筋肉効果ゼロwrestler/pro wrestlerは使わない — 体型ではなく雑誌レイアウトとして解釈されるheavyweight/hulkingは筋肉目的に使わない — 女性では脂肪増加になるMMA fighterは筋肉に効かない — グローブと金網が出るだけextremely等の強調は効果が薄い —athleteやpowerlifterと組み合わせた方が遥かに効果的thick arms, six pack abs等の部位指定は非効率 — トークン消費の割に効果が小さい
ラボ長コメント: ripped、jacked、shredded……英語圏で「マッチョ」を意味するスラングが全滅なの衝撃。たぶん女性+これらの形容詞の組み合わせが学習データに少なすぎるんだと思う。
muscular athleteが効くのは、フィットネス系メディアで女性アスリートの写真にこのキャプションが付いてるからかも。
ラボ長コメント: 「職業ワード vs 形容詞」で職業ワードの圧勝なのは体型検証全体を通じて一貫してる。
powerlifterはバーベルという「環境ごと」呼び出してしまうけど、athleteは特定の道具に紐づかないから副作用が少ない。使い分けの基準は「アイテムが出ていいか」で決めるのが正解。






























































