結論を先に
- コントロール(体型指定なし)でも、ジム内のタンクトップという文脈からすでにある程度の筋肉質な体型が出力される
- 8つの筋肉系ディスクリプタはいずれもコントロールと比較して明確な筋肉量の増加が観察された
- 最も筋肉量の増加が大きかったのは
heavyweightで、肩幅・腕・大腿部すべてが太くなり、体全体のボリュームが増した bodybuilderも同様に大きな筋肉量増加を示したが、heavyweightほどの体幅の変化はなかったmuscular、buff、ripped、jacked、bulkyはいずれも筋肉量を増やすが、条件間の差は小さく、互いの差よりseed間のばらつきのほうが大きいlean muscleは他の条件より筋肉量がやや控えめで、コントロールに最も近い- 全条件でアジア人男性の外見は維持されており、人種の変化は観察されなかった
実験設計
| 項目 | 値 |
|---|---|
| モデル | z-image-turbo(6B、写実特化蒸留) |
| ステップ | 8 |
| サンプラー | euler |
| スケジューラー | ddim_uniform |
| CFG | 1.0 |
| サイズ | 1024x1024 |
| seed | 3つ固定(全条件共通) |
| 各条件 | 3枚(3seed) |
| 合計 | 9条件 = 27枚 |
ベースプロンプト
男性被写体での筋肉量変化を観察するため 1boy, 32yo japanese actor を使用。
A00: control
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 体型指定なしのベースライン。3枚とも東アジア人男性で、タンクトップとショートパンツを着用。seed 1は紺色タンクトップにグレーのショートパンツで、肩・上腕にある程度の筋肉が見える。seed 2はグレーのタンクトップに白いバスケットパンツで、やや細身。seed 3は白いタンクトップに紺のバスケットパンツで、3枚の中では最も細身で腕も細い。全体として「ジムにいる一般的な体格の男性」という印象。
A01: muscular
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: コントロールと比較して、3枚すべてで上腕・肩の筋肉量が明確に増加している。seed 1では三角筋と上腕二頭筋の盛り上がりがコントロールより大きく、大腿四頭筋も太い。seed 2はグレーのタンクトップに白いバスケットパンツで、胸の厚みと肩幅がコントロールより広い。seed 3は白いタンクトップで、コントロールの同seedより腕が太く胸板も厚い。服装はコントロールと同様のタンクトップ+ショートパンツで変化なし。アジア人の外見は維持。
A02: buff
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: muscularと同程度の筋肉量増加が見られる。seed 1では紺色タンクトップにグレーのショートパンツで、上腕・三角筋がコントロールより太い。seed 2もグレーのタンクトップで肩幅が広く大腿部が太い。seed 3は白いタンクトップで、muscularのseed 3と比較して大きな差は見られない。buffとmuscularの間に一貫した差は観察できず、seed間のばらつきの範囲内。アジア人の外見は維持。
A03: ripped
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: muscular・buffと同程度の筋肉量。「ripped」は本来「体脂肪が低く筋肉の輪郭が見える」という意味だが、タンクトップ着用のため腹筋の分離度などは確認できない。seed 1は紺色タンクトップで肩・腕に目立つ筋肉量。seed 2はグレーのタンクトップで三角筋と大腿部が太い。seed 3は白いタンクトップで、腕と胸の筋肉がコントロールより増加。全体的にmuscularやbuffとの目立った差は確認できない。アジア人の外見は維持。
A04: bodybuilder
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: muscular/buff/rippedよりさらに筋肉量が多い。seed 1は紺色タンクトップで、三角筋・上腕二頭筋・大腿四頭筋のいずれもこれまでの条件より明らかに太い。肩幅も広く、タンクトップの袖口から腕がはみ出すような盛り上がり。seed 2はグレーのタンクトップで同様に肩・胸が厚い。seed 3は白いタンクトップで、上半身の横幅がコントロールより明らかに広い。ただし、後述のheavyweightほどの体全体のボリューム増加ではない。アジア人の外見は維持。
A05: lean muscle
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 筋肉系ディスクリプタの中では最も控えめな筋肉量。seed 1は紺色タンクトップで、上腕にはコントロールより筋肉が見えるが、muscularほどの太さはない。seed 2はグレーのタンクトップで、体型はコントロールに近い。seed 3は白いタンクトップで、腕は細めでコントロールのseed 3と大きな差がない。「lean」が体脂肪の少ない引き締まった体型を誘導しているためか、筋肉の「量」より「質」に寄っている可能性がある。アジア人の外見は維持。
A06: bulky
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: muscular/buff/rippedと同程度の筋肉量。seed 1は紺色タンクトップで肩・腕が太い。seed 2はグレーのタンクトップで三角筋と大腿四頭筋が目立つ。seed 3は白いタンクトップで腕・肩に筋肉量がある。「bulky=かさばった」という語義から体幅の増加を期待したが、muscularなどと比較して横幅や体の厚みに一貫した差は確認できなかった。アジア人の外見は維持。
A07: jacked
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: muscular/buff/rippedと同程度の筋肉量。seed 1は紺色タンクトップで肩・上腕の筋肉が目立つ。seed 2はグレーのタンクトップで肩幅が広く大腿部も太い。seed 3は白いタンクトップで腕・胸に筋肉量がある。jacked特有の効果は確認できず、muscularやbuffと同程度の出力。アジア人の外見は維持。
A08: heavyweight
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 全条件の中で最も大きな体型変化が見られた。seed 1は紺色タンクトップで、肩幅・上腕・大腿部すべてが他のどの条件よりも太く、体全体のボリュームが明らかに増加している。顔も丸みを帯び、体脂肪も含めた全体的なサイズアップが観察される。seed 2はグレーのタンクトップで、同様に肩幅が非常に広く、腕・脚の太さが際立つ。seed 3は白いタンクトップで、他のseedと同様に全体的に大きい体型。bodybuilderが「筋肉の発達」であるのに対し、heavyweightは「体全体のサイズアップ」という傾向。アジア人の外見は維持されているが、顔つきがやや丸くなる傾向がある。
まとめ
筋肉量の順位(多い→少ない)
- heavyweight — 体全体のボリュームが最大。筋肉だけでなく体幅・体厚も増加
- bodybuilder — 筋肉の発達が目立つが、heavyweightほどの全体サイズ増加ではない
- muscular / buff / ripped / bulky / jacked — 互いの差よりseed間ばらつきが大きく、実質的に同等
- lean muscle — 筋肉量増加は控えめ。コントロールに最も近い
- control(体型指定なし) — ジム+タンクトップの文脈からある程度の筋肉体型が出る
副作用
- 人種の変化: 全条件でアジア人男性の外見が維持された。筋肉系ディスクリプタによる人種変化は観察されなかった
- 服装の変化: 全条件でタンクトップ+ショートパンツが維持された。服装への影響はなし
- 顔つきの変化: heavyweightのみ、顔が丸みを帯びる傾向が観察された。他の条件では顔つきへの影響は見られなかった
使い分けの指針
| 目的 | 推奨ディスクリプタ |
|---|---|
| 一般的な筋肉質体型 | muscular (最もシンプルで汎用的) |
| ボディビルダー的な発達した筋肉 | bodybuilder |
| 格闘家・力士的な大きい体 | heavyweight |
| 引き締まった細マッチョ | lean muscle |
buff、ripped、bulky、jacked は muscular と同程度の効果であり、1トークンで済む muscular を選ぶのが効率的。




























