結論を先に
- controlは夜の繁華街での全身ショットになり、
ambient lightingだけではイルミネーション要素は出現しない walking through illumination light tunnelでアーチ状のライトトンネルが生成されるが、安定性はseed依存illumination lights festival+wide shotでは街路樹LED並木が生成されるが、被写体サイズの変化は限定的illuminated trees lining street, winter nightは冬のイルミネーション並木を確実に生成し、もっとも「イルミネーションイベント」らしい絵になるstanding under illumination light archはアーチ型ライトトンネルで三方向を光に囲まれる構図が安定vast illumination display background+long shotは引きの効果が限定的で不安定(2人生成あり)illumination lights reflecting on wet ground, rainy nightは路面反射で光の情報量が倍増し、全条件中最も華やかsurrounded by hanging illumination lightsはストリングライトの柱に囲まれる構図を生成
実験設計
| 項目 | 値 |
|---|---|
| モデル | z-image-turbo(6B、写実特化蒸留) |
| ステップ | 8 |
| サンプラー | euler |
| スケジューラー | ddim_uniform |
| CFG | 1.0 |
| サイズ | 1024x1024 |
| seed | 3つ固定(全条件共通) |
| 各条件 | 3枚(3seed) |
| 合計 | 8条件 = 24枚 |
各条件で画角(FRAMING)とイルミネーション表現(VARIABLE)を変えて、全身〜ワイドショットでのイルミネーション空間の広がりを観察した。画角は大半が full body 固定で、A02が wide shot、A05が long shot に変更。
A00: control
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 夜の繁華街での全身ショット。背景には街灯・店舗の看板照明・車のヘッドライトが散在し、道路の白線や路面標示が確認できる。人物は道路の中央付近に立ち、奥行きのある構図。イルミネーション的な光の集積は見られない。全体の色調はニュートラル〜寒色寄り。
A01: illumination light tunnel
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: seed 2ではアーチ状のライトトンネル(金属フレームにLEDを配した半円形の構造物)の中を歩く構図が生成され、controlとは明確に異なるイルミネーション空間になっている。ただし他のseedではcontrolに近い街路での全身ショットにとどまり、指定したライトトンネルの生成は不安定。
A02: illumination lights festival + wide shot
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 被写体のサイズがcontrolとほぼ同程度で、wide shotの指定による画角の大きな変化は見られない。背景は街路樹にLEDイルミネーションが巻きつけられた並木道で、controlより光の密度が上がっている。ただしA03ほど明確なイルミネーション並木にはなっていない。
A03: illuminated trees lining street
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: illuminated trees lining street, winter nightの指定により3枚すべてで並木道の樹木にLEDイルミネーションが巻きつけられた冬のイルミネーション並木が得られている。暖色と白色・青色のLEDが混在し、左右対称の並木道が奥行きを強調する構図になる。seed 2では雪が積もった冬景色になり、樹木の枝全体が白色LEDで覆われている。人物は並木道の中央やや手前に配置され、背景の光の密度が非常に高い。全条件中もっとも「イルミネーションイベント」の雰囲気に仕上がっている。
A04: illumination light arch
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: illumination light archの指定により金属フレームのアーチ構造にLEDライトを配したライトトンネルが得られている。アーチが連続して奥に並ぶことでトンネル状の空間を形成し、強い奥行き感がある。seed 2では大型のアーチが歩行者通路の上に架かり、天井部分のフレームにも光が配されている。人物は通路中央に立ち、左右と上方の三方向を光で囲まれた構図になる。A03の自然な並木とは対照的に、人工的な構造物のイルミネーション。
A05: vast illumination display + long shot
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: seed 2では2人の人物が向き合う構図になり、「1girl」の指定に反して2人が生成されている。背景にはA03と類似した街路樹イルミネーション(暖色〜白色)が描かれ、ボケた光の粒が枝に沿って分布する。人物のサイズは上半身が画面の大部分を占めており、long shotとしての引きの効果は限定的。
A06: illumination lights reflecting on wet ground
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: reflecting on wet ground, rainy nightの指定により濡れた路面が描かれ、街路樹イルミネーションの暖色の光が路面に反射して映り込んでいる。路面が鏡面のように光を映し出すことで、光の量が実質的に倍増し、画面全体の明るさと華やかさが大幅に増す。並木道の構図はA03と類似しているが、足元の反射が加わることでより立体的な光の空間になっている。全条件中、光の情報量がもっとも多い。
A07: surrounded by hanging illumination lights
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 人物の周囲を縦方向のストリングライト(光の粒が等間隔に並ぶ垂れ下がりのライト)が取り囲む構図が生成される。光の柱が画面の左右と背後に配置され、人物が光の空間の中央に立つ演出になる。足元にも光の反射が見られ、鏡面的な床面が生成される傾向がある。クローズアップ記事のfairy lightsに近い光源だが、全身が収まる画角で囲まれ感が強調されている。
まとめ
| 条件 | イルミネーション表現 | 画角 | 生成される背景 | 安定性 |
|---|---|---|---|---|
| A00 | ambient lighting(control) | full body | 夜の繁華街 | 安定 |
| A01 | walking through illumination light tunnel | full body | 一部でライトトンネル | 不安定 |
| A02 | illumination lights festival | wide shot | 街路樹LED並木 | やや安定 |
| A03 | illuminated trees lining street, winter night | full body | イルミネーション並木道 | 安定 |
| A04 | standing under illumination light arch | full body | アーチ型ライトトンネル | 安定 |
| A05 | vast illumination display background | long shot | 街路樹イルミネーション | 不安定 |
| A06 | illumination lights reflecting on wet ground, rainy night | full body | 並木+濡れた路面の反射 | 安定 |
| A07 | surrounded by hanging illumination lights | full body | ストリングライトに囲まれる | 安定 |
全身ショットでイルミネーション空間を描くなら、illuminated trees lining street, winter night(A03)が並木道のイルミネーションをもっとも安定して生成する。人工的なトンネル構造が欲しければ standing under illumination light arch(A04)が有効。illumination lights reflecting on wet ground, rainy night(A06)は路面反射で光の情報量を増やす独自の効果がある。long shot は画角制御が不安定なため、full body と組み合わせたほうがよい。

























