【実験】イルミネーション×クローズアップ〜バストアップ|8条件・24枚で検証

【実験】イルミネーション×クローズアップ〜バストアップ|8条件・24枚で検証

結論を先に

  • controlは夜の街頭スナップになり、イルミネーション要素は出現しない
  • illumination faceillumination bust は画角をクローズアップ・バストアップに変化させつつ、背景に均等配置の暖色ボケ光を生成する
  • bokeh lights は背景全体に大きな円形ボケを敷き詰め、もっとも「イルミネーション前のポートレート」らしい仕上がりになる
  • fairy lights は縦に垂れ下がるストリングライトのカーテンを生成し、光の粒が均等に並ぶ独特の背景を作る
  • neon close はイルミネーションではなくネオン管(赤・青・緑・ピンク等の直線光源)を生成し、色彩が大きく変わる
  • led close は街路樹に巻きつけたLEDイルミネーションを生成し、冬の雪景色を伴う傾向がある
  • backlit illumination は背後からのライトカーテンで人物をシルエット寄りに描写する

実験設計

項目
モデルz-image-turbo(6B、写実特化蒸留)
ステップ8
サンプラーeuler
スケジューラーddim_uniform
CFG1.0
サイズ1024x1024
seed3つ固定(全条件共通)
各条件3枚(3seed)
合計8条件 = 24枚

ベースプロンプト

ベースプロンプト
1girl, 32yo japanese actress, black dress, {FRAMING}, {VARIABLE}, night

黒いドレスでイルミネーションの映り込みを際立たせた。

A00: control

seed 1seed 2seed 3
control s1control s2control s3

観察: 夜の街路でのバストアップ〜ウエストアップ。背景は一般的な繁華街の街灯・店舗照明・車のヘッドライトで構成される。顔への照明はフラットで、イルミネーション的な光の演出は見られない。色調は全体的にニュートラル〜やや寒色。

A01: illumination face

追加キーワード
illumination face
seed 1seed 2seed 3
illumination face s1illumination face s2illumination face s3

観察: controlと比較して画角がより顔に寄ったクローズアップになる。illuminationの指定により背景にグリッド状に均等配置された暖色(電球色)の丸いボケ光が生成され、controlの街灯とは明確に異なるイルミネーション的な背景になっている。顔に暖色の光が当たり、肌のトーンが暖かく変化している。

A02: illumination bust

追加キーワード
illumination bust
seed 1seed 2seed 3
illumination bust s1illumination bust s2illumination bust s3

観察: 画角はバストアップ。背景には街路樹に巻きつけたイルミネーション(白〜暖色の小さな光の粒)が描かれ、枝のシルエットと光の組み合わせが出現する。A01と比べると光の粒がより小さく密集しており、樹木と一体化した自然なイルミネーション表現になっている。一部のseedではクリスマスツリー状のイルミネーションも見られる。

A03: bokeh lights

追加キーワード
bokeh lights
seed 1seed 2seed 3
bokeh lights s1bokeh lights s2bokeh lights s3

観察: 背景全体に大きな円形ボケ(暖色〜白色)が敷き詰められる。被写界深度が浅く、人物にピントが合い背景が大きくぼけた典型的なポートレート構図になる。controlの街頭スナップ的な描写からは大きく変化し、イルミネーション撮影でよく見るボケ表現に近い。3枚中2枚で樹木のシルエットが確認でき、街路樹イルミネーションを背景にした構図が多い。

A04: fairy lights

追加キーワード
fairy lights
seed 1seed 2seed 3
fairy lights s1fairy lights s2fairy lights s3

観察: fairy lightsの指定により背景に縦方向のストリングライト(光の粒が等間隔で並ぶ糸状のライト)のカーテンが生成されている。bokeh lightsとは異なり、光源が個別に識別できるほどシャープに描写されており、規則的な配列パターンを持つ。光の色は白色寄り。被写体の画角はウエストアップ〜バストアップで、背景のライトカーテンとの奥行き関係が明確に表現されている。

A05: neon close

追加キーワード
neon close
seed 1seed 2seed 3
neon close s1neon close s2neon close s3

観察: 他の条件とは大きく異なり、背景にネオン管(赤・青・緑・ピンク・黄色の直線的な光源)が描かれる。イルミネーションの電球色の暖かい光ではなく、多色のネオンサインの光になる。肌にもネオンの色が反射しており、青〜ピンクの色被りが発生する。画角はクローズアップ寄り。イルミネーション目的であれば意図と異なる結果になる可能性が高い。

A06: led close

追加キーワード
led close
seed 1seed 2seed 3
led close s1led close s2led close s3

観察: 背景に街路樹のLEDイルミネーション(幹・枝に巻きつけた暖色の小さな光)が描かれる。A02(illumination bust)と似た表現だが、冬の雪景色(積雪した地面・枝に積もった雪)を伴う傾向がある。画角はバストアップで、顔の照明は暖色寄り。背景の光の密度はA02よりやや高い。

A07: backlit illumination

追加キーワード
backlit illumination
seed 1seed 2seed 3
backlit illumination s1backlit illumination s2backlit illumination s3

観察: 人物の背後にストリングライトのカーテン(fairy lightsと類似の縦方向の光の配列)が配置され、逆光気味の照明になる。人物の顔の露出はやや暗めで、輪郭に光のエッジが出る。fairy lightsとの違いは、光源が人物の真後ろに集中している点と、人物がやや暗めに描写される点。画角はウエストアップ〜バストアップ。

まとめ

条件背景の光源色温度画角への影響
control街灯・店舗照明ニュートラルバストアップ〜ウエストアップ
illumination face均等配置の丸いボケ光暖色クローズアップに寄る
illumination bust街路樹巻きつけイルミネーション暖色〜白色バストアップ
bokeh lights大きな円形ボケ暖色〜白色バストアップ(浅い被写界深度)
fairy lights縦方向ストリングライトのカーテン白色ウエストアップ〜バストアップ
neon closeネオン管(多色)多色(赤・青・ピンク等)クローズアップ
led close街路樹LED+雪景色暖色バストアップ
backlit illumination背後のライトカーテン白色ウエストアップ(逆光気味)

イルミネーション背景をクローズアップ〜バストアップで撮りたい場合、もっとも安定してイルミネーションらしいボケを生成するのは bokeh lights である。fairy lights はストリングライトの規則的なパターンを出したいときに有効。neon close はネオン管になるため、イルミネーション目的には向かない。backlit illumination は逆光効果が欲しい場合に使える。

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