【検証】「鼻が高い人」を生成したい — high nose bridge / aquiline nose など6条件を比較

【検証】「鼻が高い人」を生成したい — high nose bridge / aquiline nose など6条件を比較

結論を先に

  • aquiline nose が鼻筋の通った高い鼻を出す最も効果的なキーワードだった。 3枚中2枚で横顔構図が誘発され、鼻筋がストレートに通った高い鼻が確認できた
  • high nose bridge は鼻筋がやや高く見える傾向があるが、コントロールとの差は微妙で構図によっては判別が難しい
  • prominent nose は超クローズアップ構図が誘発され鼻が大きく映るが、「高い」より「目立つ・大きい」方向。濡れ肌の副作用もあった
  • sharp nose は鼻の幅が狭くなる方向で、「高さ」より「鋭さ・細さ」を制御する
  • tall nose は鼻への効果が不明瞭で、構図・衣装に予期しない影響が出た
  • button nose(対照条件) は明確に小さく丸い鼻が出力され、鼻キーワードの制御が機能していることを裏付けた

実験設計

項目
モデルz-image-turbo(6B、写実特化蒸留)
ステップ8
サンプラーeuler
スケジューラーddim_uniform
CFG1.0
サイズ1024x1024
seed3つ固定(1001, 1002, 1003)
各条件3枚(3seed)
合計7条件 = 21枚

ベースプロンプト

ベースプロンプト
1girl, 32yo japanese actress, {VARIABLE}, portrait, studio lighting, white background

鼻の形状変化を観察しやすくするため、シンプルなポートレート構図を採用した。

A00: control(キーワードなし)

seed 1001seed 1002seed 1003
コントロールコントロールコントロール

観察: s1001は5ポーズのコンポジット、s1002は上半身ポートレート、s1003はベール付きのクローズアップ。鼻は3枚とも標準的な大きさ・高さで、特に目立つ特徴はない。

A01: high nose bridge

追加キーワード
high nose bridge
seed 1001seed 1002seed 1003
high nose bridgehigh nose bridgehigh nose bridge

観察: s1001はコンポジット構図で、横顔カットが含まれ鼻筋がやや高く見える。s1002はグレーニットで両腕を上げたポーズ、斜めアングルで鼻筋が通って見える。s1003は3/4クローズアップで、鼻筋のラインがコントロールよりわずかに高い印象。3枚とも微妙な差で、構図の変化が鼻の見え方に影響している可能性がある。

A02: prominent nose

追加キーワード
prominent nose
seed 1001seed 1002seed 1003
prominent noseprominent noseprominent nose

観察: 3枚とも顔の超クローズアップが誘発された。s1001は6パネル構成で青いペイントが顔に付着する副作用が発生。s1002・s1003は顔のみの極端なクローズアップで、鼻が画面内で大きな面積を占める。3枚とも肌に水滴・濡れ感が追加されている。鼻自体は「高い」というより「大きく目立つ」方向の変化。prominent が「目立つ・突出した」と解釈され、構図とスキンテクスチャに強い影響を及ぼした。

ラボ長コメント: prominent noseは「鼻が高い」じゃなくて「鼻がデカい」方向に引っ張られてる。しかも顔アップ+濡れ肌のおまけ付き。「鼻を目立たせたい」って意味では正直だけど、求めてるのはそれじゃない。

A03: aquiline nose

追加キーワード
aquiline nose
seed 1001seed 1002seed 1003
aquiline noseaquiline noseaquiline nose

観察: s1001は3人並びの構図で、いずれも鼻筋が通っている。s1002・s1003は横顔〜3/4構図のクローズアップで、鼻筋がストレートに通り、鼻背(ブリッジ)の高さがコントロールと比べて明確に高い。3枚中2枚で横顔アングルが誘発されており、「aquiline(鷲鼻)」の視覚イメージと整合する。今回の検証で最も鼻の高さが明確に変化した条件。

ラボ長コメント: aquiline noseが一番「鼻が高い人」に近い結果。横顔が出やすいのも鼻を強調したいときには好都合。ただ本来の「鷲鼻」は鼻先が下を向くタイプだけど、このモデルではストレートな高い鼻になってる。

A04: button nose(対照条件)

追加キーワード
button nose
seed 1001seed 1002seed 1003
button nosebutton nosebutton nose

観察: 3枚とも鼻が小さく丸い形状になっている。コントロールと比較して鼻の存在感が明確に小さい。s1001・s1002ではニットセーターで両腕を上げるポーズが出現し、全体的に年齢が若く見える副作用がある。鼻キーワードが実際に顔の造形に影響を与えていることの確認として、この対照条件は機能した。

A05: sharp nose

追加キーワード
sharp nose
seed 1001seed 1002seed 1003
sharp nosesharp nosesharp nose

観察: s1001は3人並びの構図、s1002は腕を上げたポーズ、s1003はスカーフを巻いたクローズアップ。3枚とも鼻が細めで、鼻先がやや尖って見える。ただし「高さ」の変化はコントロールと大きく変わらない。sharp は鼻の幅(細さ)と先端の鋭さに影響するが、高さ方向の変化は限定的。s1003にはテキストアーティファクト(文字が画像内に出現)が発生した。

A06: tall nose

追加キーワード
tall nose
seed 1001seed 1002seed 1003
tall nosetall nosetall nose

観察: 鼻への直接的な効果が不明瞭。s1001はトロピカル柄の着物風衣装で3ポーズ構成、s1002は上半身ポートレート(顔が小さく鼻の詳細が確認しづらい)、s1003は織物柄の背景でカジュアルなポートレート。tall が「背が高い」の文脈で解釈された可能性がある。3枚ともコントロールと比較して鼻の形状に明確な変化は確認できなかった。

まとめ

条件鼻の高さへの効果副作用判定
high nose bridge微妙。やや高く見える傾向少ない
prominent nose「高い」より「大きい」方向超クローズアップ、濡れ肌、青ペイント
aquiline nose最も明確に鼻筋が高くなる横顔構図が出やすい
button nose逆方向(小さく丸い)若見え(対照)
sharp nose細さ方向。高さは微妙テキストアーティファクト
tall nose効果なし構図・衣装に影響

「鼻が高い人」を生成したい場合は aquiline nose が最も効果的。横顔が出やすい副作用も、鼻の高さを見せたいシーンではむしろ好都合に働く。鼻を細く見せたい場合は sharp nose を併用する手もある。

ラボ長コメント: 日本語で「鼻が高い」って言うとき、英語の直訳 tall nosehigh nose bridge はいまいち刺さらなくて、むしろ aquiline nose(鷲鼻)が一番近い結果になるの、言語と視覚の概念のズレが出てて面白い。

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