結論を先に
peace sign単体は3枚中3枚で片手・順手(手のひらがカメラ向き)のピースサインが安定して出力された。位置は肩〜顔の高さで、指の破綻もなかったdouble peace signは3枚中3枚で両手ピースが出力された。左右とも順手で、6手中0手で指の破綻が確認された- 「ギャルピース」の本命である
inverted peace sign(逆ピース=手の甲がカメラを向く向き)は3枚中1枚しか再現できなかった。残り2枚は逆の指示を無視し、通常の順手ピースになった peace sign next to eye(目元ピース)は3枚中2枚で片手のみが目元に来たが、1枚は両手が左右の目元に来る構図になった- 15枚を通じて指の欠損・過剰指といった重大な破綻は確認されなかった。唯一、逆ピース条件の1枚で折りたたんだ指の輪郭がやや不自然だった
実験設計
| 項目 | 値 |
|---|---|
| モデル | z-image-turbo(6B、写実特化蒸留) |
| ステップ | 8 |
| サンプラー | euler |
| スケジューラー | ddim_uniform |
| CFG | 1.0 |
| サイズ | 1024x1024 |
| seed | 42 / 43 / 44 固定(全条件共通) |
| 各条件 | 3枚(3seed) |
| 合計 | 5条件 = 15枚 |
ベースプロンプト
gyaru は全条件共通で固定し、ポーズ指定の追加キーワードだけを条件ごとに変えた。なお gyaru を含めても髪色・肌・メイクは通常のポートレートに近く、ギャルスタイル出し分け検証で確認した「gyaru 単体の効果は弱い」という傾向がこの構図でも再現された。
A00: control(ポーズ指定なし)
| seed 42 | seed 43 | seed 44 |
|---|---|---|
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観察: 3枚とも手は下がっているか肩掛けバッグに添えられているだけで、ピースサインは3枚中0枚。ポーズ指定なしではピースは出ないことを確認した。
A01: peace sign(片手ピース)
| seed 42 | seed 43 | seed 44 |
|---|---|---|
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観察: 3枚中3枚で片手のピースサインが出力された。すべて手のひらがカメラを向く順手で、位置は肩の高さ(42)〜顔のすぐ横(43・44)とばらつきがあった。人差し指と中指を伸ばし、薬指・小指を折り込み、親指で軽く押さえる形は3枚とも自然で、指の本数・形の破綻は見られなかった。
A02: double peace sign(両手ピース)
| seed 42 | seed 43 | seed 44 |
|---|---|---|
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観察: 3枚中3枚で両手のピースサインが出力された。左右とも顔の高さに上げられ、手のひらがカメラを向く順手で統一されている。6手すべてで指の本数・形に破綻はなく、peace sign 単体より安定して意図通りの構図が得られた。
A03: inverted peace sign(逆ピース=ギャルピースの本命)
| seed 42 | seed 43 | seed 44 |
|---|---|---|
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観察: 手のひらとフィンガーチップ側の見え方を拡大して確認したところ、手の甲がカメラを向く逆手(いわゆるギャルピースの向き)になっていたのは3枚中1枚(seed42)のみだった。seed43・44はどちらも inverted の指定にもかかわらず、手のひらの皺がはっきり見える通常の順手ピースになっていた。位置はいずれも頬〜こめかみの高さで、目元ピース寄りの構図になる傾向があった。指の本数自体は3枚とも2本+3本で破綻していないが、逆手になったseed42は折りたたんだ指の輪郭がやや不明瞭で、境界がにじんだような描写になっていた。
メモ: 「逆ピース」という単語指定だけでは向きの反転が安定せず、3枚中1枚にとどまった。ギャルピースの向きを狙う場合は複数枚生成して手のひらの向きを目視確認する運用が現実的である。
A04: peace sign next to eye(目元ピース)
| seed 42 | seed 43 | seed 44 |
|---|---|---|
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観察: 片手のみが目元に来る構図は3枚中2枚(seed43・44)で得られた。いずれも手のひらがカメラを向く順手で、指先が目のすぐ下〜横に添えられている。一方seed42は両手が左右それぞれの目元に上がり、double_peace に近い構図になった。3枚とも指の本数・形に破綻はなかった。
メモ: 目元ピースは片手のみを想定していたが、両手が同時に目元へ来る例も確認された。左右非対称の構図を狙う場合も複数生成での選別が必要になりそうである。
まとめ
| 条件 | 手の本数 | 向き(順手/逆手) | ポーズ再現率 | 指の破綻 |
|---|---|---|---|---|
| control | - | - | 0/3 | - |
| peace sign | 片手 | 順手 3/3 | 3/3 | 0/3 |
| double peace sign | 両手 | 順手 3/3 | 3/3 | 0/6手 |
| inverted peace sign | 片手 | 逆手 1/3・順手 2/3 | 1/3(向き基準) | 1/3(軽微) |
| peace sign next to eye | 片手 2/3・両手 1/3 | 順手 3/3 | 2/3(片手基準) | 0/3 |
peace sign と double peace sign はポーズ・指の描写ともに安定して再現できた一方、「ギャルピース」の核心である向きの反転(inverted peace sign)は3枚中1枚しか成功しなかった。指の本数の破綻自体は15枚を通じてほぼ見られず、この検証で課題になったのは指の形よりも手の向き・本数のコントロールだった。

















