結論を先に
- droopy eyes(2トークン)が目尻の下がりを最も安定して出力した。3枚中3枚でコントロールより目尻が下がった位置にある
- downturned eyes も目尻の下がりに効果があるが、副作用として伏し目・うつむきポーズが誘発されやすい
- sleepy eyes は垂れ目ではなく「閉じた目」を出力する。3枚中2枚で完全に目を閉じており、垂れ目用途には不適
- tareme(日本語由来)はコントロールとの差が小さく、効果が不安定
- gentle gaze / soft eyes は目の形状よりも表情・雰囲気に作用し、目尻の形状変化は限定的
実験設計
| 項目 | 値 |
|---|---|
| モデル | z-image-turbo(6B、写実特化蒸留) |
| ステップ | 8 |
| サンプラー | euler |
| スケジューラー | ddim_uniform |
| CFG | 1.0 |
| サイズ | 1024x1024 |
| seed | 3つ固定(全条件共通) |
| 各条件 | 3枚(3seed) |
| 合計 | 9条件 = 27枚(うち2枚が生成失敗、25枚で評価) |
ベースプロンプト
目の形状変化を観察するため upper body + 正面構図を採用。
A00: control
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3枚とも目の形状は標準的なアーモンド型。s1はやや左を向いた構図で目尻はほぼ水平。s2は横向きの構図で目尻がわずかに上がっている。s3は振り返りポーズで目は自然な形状。全体的に目尻の下がりは見られず、ニュートラルな表情。
A01: droopy eyes
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3枚ともコントロールと比較して目尻がやや下がった位置にある。s1は正面寄りの構図で、目尻が下方向に丸みを帯びて垂れ目の特徴が出ている。s2は横向き構図だが、コントロールs2と比較して目尻の角度が下がり、穏やかな印象に変化。s3はコントロールs3と同じ振り返り構図だが、目がやや小さく丸みを帯び、目尻が下がっている。副作用として構図や髪型に大きな変化はなく、目の形状にフォーカスした変化が見られる。
A02: downturned eyes
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3枚とも視線が下を向いている。s1は顔を正面に向けつつ視線が下方にあり、まぶたが半分閉じた状態で目尻の下がりが確認できる。s2はコントロールs2と同様の横向き構図だが、視線が下に落ちており、上まぶたが下がって伏し目になっている。s3は顔全体がうつむき加減で、目も下を向いている。「downturned」が目の形状だけでなく視線方向・顔の角度にも作用し、伏し目やうつむきポーズを誘発している。目尻自体の下がりもあるが、伏し目の副作用が強い。
A03: tareme
| seed 1 | seed 2 |
|---|---|
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※ seed 3 は生成失敗のため欠損(2枚で評価)。
観察: s1はコントロールs1と比較して構図がほぼ同じだが、目の形状に明確な差がない。目尻の角度はほぼ水平で、コントロールと同程度。s2もコントロールs2と同じ横向き構図で、目の形状に大きな変化は見られない。日本語由来のアニメ用語「tareme」は写実モデルでは十分に学習されていないか、効果が弱い。2枚の範囲では垂れ目への明確な変化は確認できなかった。
A04: soft eyes
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3枚ともコントロールと比較して目の形状自体に大きな変化はない。s1は正面寄りの構図で、コントロールs1と目の形が類似。s2はコントロールs2と同じ横向き構図で、目の形状にほぼ差がない。s3も同様。「soft eyes」は目の形状(垂れ目方向)ではなく、全体的な表情の柔らかさに作用する傾向がある。目尻の下がりという点ではコントロールとの差がない。
A05: puppy eyes
| seed 1 | seed 2 |
|---|---|
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※ seed 3 は生成失敗のため欠損(2枚で評価)。
観察: s1はコントロールs1とほぼ同じ構図だが、目がやや大きく開いており、丸みのある形状になっている。目尻の下がりはわずかに見られるが、「垂れ目」というよりは「大きな目」方向の変化。s2はコントロールs2と同じ横向き構図で、目の形状に大きな差はない。「puppy eyes」は目尻を下げるというより、目を大きく見開く方向に作用している。垂れ目の再現度は低い。
A06: gentle gaze
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: s1はコントロールs1と比較して構図が異なり、やや横向きで視線を横に送っている。目尻の下がりは確認できない。s2はコントロールs2と同じ横向き構図で、目の形状はほぼ同一。s3は振り返りポーズで、目の形状にコントロールとの差がない。「gentle gaze」は視線の方向や表情の雰囲気に作用するが、目尻の形状変化にはつながらない。垂れ目用途には不適。
A07: sleepy eyes
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: 3枚中2枚(s2, s3)で目が完全に閉じている。s2は壁にもたれかかって目を閉じたポーズ、s3も正面向きで両目を閉じている。s1は目を閉じかけた半目の状態で、首をかしげたポーズ。「sleepy eyes」は目尻を下げるのではなく、文字通り「眠そうな目」=閉じた目・半目を出力する。垂れ目を意図する場合は完全に不適。ポーズにも影響が出て、だるそうなポーズや壁にもたれるポーズが誘発されている。
ラボ長コメント:
sleepy eyesで目閉じるのは全然だめじゃん。垂れ目のつもりで寝てる写真が出てきたら困るでしょ
A08: drooping outer corners
| seed 1 | seed 2 | seed 3 |
|---|---|---|
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観察: s1は正面寄りの構図で、目尻にわずかな下がりが確認できるが、コントロールとの差は小さい。s2は横向き構図で伏し目気味になっており、目尻の下がりよりも視線の下降が目立つ。s3は下を向いて目を伏せている。「drooping outer corners」は3トークンと長いが、downturned eyesと同様に伏し目方向の副作用がある。s1では目尻の下がりが出ているが、安定性ではdroopy eyesに劣る。
まとめ
| 条件 | トークン数 | 目尻の下がり | 副作用 | 評価 |
|---|---|---|---|---|
| droopy eyes | 2 | 3/3枚で確認 | 小さい | 最良 |
| downturned eyes | 2 | 2/3枚で確認 | 伏し目・うつむきが発生 | 良 |
| drooping outer corners | 3 | 1/3枚で確認 | 伏し目が発生 | 可 |
| tareme | 1 | 0/2枚 | なし(効果もなし) | 不可 |
| soft eyes | 2 | 0/3枚 | なし(効果もなし) | 不可 |
| puppy eyes | 2 | 0/2枚 | 目が大きくなる | 不可 |
| gentle gaze | 2 | 0/3枚 | 視線方向に影響 | 不可 |
| sleepy eyes | 2 | 0/3枚 | 目が閉じる(重大) | 不可 |
垂れ目を出したいなら droopy eyes が最も効率的。2トークンで安定して目尻の下がりが出力され、伏し目やポーズの変化といった副作用も小さい。
downturned eyes も同じ2トークンで効果があるが、「下向き」の意味が強く、視線やポーズまで下方向に引っ張られる傾向がある。意図的に伏し目を組み合わせたい場合には選択肢になる。
sleepy eyes は垂れ目とは全く異なる結果になるため注意。目を閉じてしまうケースが大半で、目尻の形状を制御する用途には使えない。
ラボ長コメント: えっと、垂れ目は
droopy eyes一択ですね。2トークンで副作用も小さいのが偉い。downturned eyesは伏し目も欲しいときだけ使えばいいかなと



























